NEXT...F1開催スケジュール

アウディ、ル・マン24時間11度目の総合優勝。ハイブリッドで初

2012年06月17日(日)22:24 pm

フランスのサルテ・サーキットで17日(日)、WEC(世界耐久選手権)第3戦ル・マン24時間がゴールを迎え、アウディ1号車がハイブリッド車としては初の総合優勝。アウディへ11度目の総合優勝をもたらした。

今年から発足したWECの第3戦に組み込まれたル・マン24時間。アウディ勢は前戦からハイブリッドのR18 eトロン・クワトロを投入し、ル・マンからトヨタもハイブリッドのTS030で参戦を開始したことから、トヨタとアウディによるハイブリッド対決が注目を集めた。

しかし、トヨタ勢はクラッシュとトラブルのため2台ともリタイア。その一方でアウディのハイブリッド勢はレース序盤からレースをリードし続け、3年連続、アウディとしては11度目の総合優勝を果たした。2位はもう1台のハイブリッド搭載アウディ2号車。3位にもハイブリッド非搭載のアウディ3号車が入り、アウディが表彰台を独占している。最後は、5位に入ったアウディ4号車も含め、4台のアウディ勢が編隊になってチェッカーフラッグを受けた。

LMP2クラスの優勝は、スターワークス・モータースポーツの44号車。GTプロクラスの優勝は、AFコルセのフェラーリ51号車。GTアマクラスの優勝はラルブル・コンペティションのコルベット50号車だった。

このほかの日本勢では、井原慶子が所属するガルフレーシングの29号車はレース序盤にクラッシュのためリタイア。童夢とペスカローロが組み、荒聖治も乗り込んだ17号車は35位、中野信治が所属するブーツェン・ジニオン・レーシングの45号車は24位、黒澤治樹が所属するイオタの38号車はリタイアとなった。環境技術開発のため、賞典外の「ガレージ56」クラスで参戦し、本山哲もドライバーを務めた日産デルタウイングもリタイアになっている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック