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ルイス・ハミルトン、マクラーレン残留の意思を明言

2012年04月18日(水)14:11 pm

マクラーレンのルイス・ハミルトンが、将来もマクラーレンにとどまりたいという意志を再度示した。

2008年のF1チャンピオンであるハミルトンとマクラーレンとの現契約は、今年いっぱいで満期を迎える。しかしハミルトンは開幕直前、シーズンの早いうちに契約の更新をしたいとの意向を示していた。

イギリスのメディアが、マーティン・ウィットマーシュ(マクラーレンのチーム代表)に残留するよう説得されている最中なのかと聞くと、ハミルトンは「説得なんて必要ないよ」と答えた。

「チームは素晴らしくよくやっている。このチームで最高に幸せだ」

また、F1キャリアの最初からずっと在籍しているマクラーレンを去ることになったらつらいかと聞かれると、ハミルトンはそれを認めて「うん、チームを離れる気にはならないよ」と答えた。

速さには定評のあるハミルトンだが、2011年はサーキットの中でも外でもトラブル続きだった。他車との接触で繰り返しペナルティーを受け、ガールフレンドのニコール・シャージンガーとも破局。だが今年になってから、そのガールフレンドと復縁したほか、元F1王者ミカ・ハッキネンのマネジャーを務めていたディディエ・コトンをマネジメントチームに加え、公私ともに安定してきたとの評判だ。

ハミルトンは、2012年シーズンではこれまでの3戦すべてで表彰台に立っており、満足している様子が見られる。

「今年は何もかもが良くなった」とハミルトン。「チームもいい、クルマもいい、僕自身もずっと良くなった。ここ(中国)には父も来ている。見かけだけじゃないよ、父と僕には今、本物の強いきずながあるんだ」

「いろんなことがうまくいっているから、それが僕のパフォーマンスにも反映している」

チームメートのジェンソン・バトンは、昨年チームとの契約を更新し、2013年以降の複数年契約を結んでいる。バトンも、チームメートのハミルトンが残留することを望んでいるようだ。

「競争があるのはいいことだよ。それでチームも前進できる」とバトンは話している。

いつ新たな契約を結ぶのかについて、ハミルトンは「来年が始まる前であれば」時期は問わないと話した。

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