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F1第2戦マレーシアGPフリー走行2回目、詳細レポート

2012年03月23日(金)17:02 pm

2012年F1第2戦マレーシアGPが3月23日(金)、セパン・インターナショナル・サーキット(1周/5.543km)で開幕。現地時間14時(日本時間15時)から90分間、フリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は曇り、気温30℃、路面温度は46℃。セッションが始まると、多くのクルマが一斉にコースイン。開始から10分の時点でトップはミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、タイムは1分39秒867。しかし、すぐに1分39秒611を記録したルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップに浮上した。

ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)はコースオフしたためピットへ。メカニックはノーズを外して作業を行っており、ディ・レスタはヘルメットを脱いでクルマから降りてしまった。ハミルトンはトップタイム記録後も自身のタイムを更新、1分38秒921を記録したところでピットへ戻った。

開始約25分、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)がソフト側のタイヤで1分38秒853のトップタイムを記録。マーク・ウェバー(レッドブル)もソフト側のタイヤでタイムを記録したが、ウェバーが記録したのは1分39秒133で、この段階の3番手になっている。

また、小林可夢偉(ザウバー)はクルマを降りており、メカニックがクルマのリアを外して大掛かりな作業を行っている。ザウバーによると、ギアボックスにトラブルが発生しているようだ。

開始約40分、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がソフト側タイヤで自身のタイムを約コンマ5秒短縮。1分38秒891を記録したアロンソは2番手につけた。セバスチャン・ベッテル(レッドブル)もソフト側タイヤで走行したが、自己ベストを更新することはなかった。

一方、ハミルトンがハード側のタイヤでトップタイムを更新。ハミルトンのタイムは1分38秒816だった。ハミルトンもその後も自身のタイムを更新、1分38秒617を記録してピットへ戻った。

開始約65分、ソフト側のタイヤを装着したシューマッハが1分38秒533を記録してトップへ。ディ・レスタが走行を再開したものの、再びコースオフしてピットへ戻った。その後、ハミルトンがソフト側のタイヤで1分38秒513を記録。チームメートのジェンソン・バトンもソフト側で1分38秒535を記録して3番手。トップのハミルトンから3番手のバトンまでが、0.022秒差という非常に接近したタイムになっている。

しかし、ハミルトンは次の周に1分38秒172を記録して自身のトップタイムを更新。また、残り約20分という段階で可夢偉が走行を再開。ハード側のタイヤで走行し、自身のタイムを更新しながら周回を重ねている。残り約10分、可夢偉がソフト側のタイヤで1分39秒687を記録して14番手に浮上した。

結局、セッションはハミルトンがトップのまま終了。可夢偉は14番手、チームメートのセルジオ・ペレスは1分40秒947を記録して18番手で初日を終えた。

【結果】F1第2戦マレーシアGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第2戦マレーシアGPフリー走行2回目の結果

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