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ケーターハム、中団グループ入りをあきらめず

2012年シーズンの中団グループ入りを目指すケーターハムの希望は、まだ消えていない。

そう話すのはケーターハムのオーナー兼チーム代表を務めるトニー・フェルナンデス。昨年までチーム・ロータスと呼ばれていたこのチームは、HRTやマルシャとともに2010年からF1参戦を開始。しかし、この2チームよりも高い競争力を見せており、今年は中団グループへ食い込むことを目指している。

「2011年に比べて明らかにペースはよくなっている」そう言って自信を見せるフェルナンデスは、さらにこう続けた。

「しかし、前を行くチームもまた進化しているから、去年のこの時期よりもわれわれが彼らに近づいているとしても、予選での差を縮めるためにはまだやるべきことが残されている」

フェルナンデスはそう話す一方で、開幕戦オーストラリアでヘイキ・コバライネンとビタリー・ペトロフが見せた走りはライバルチームに「肩を並べて」いたと語った。

しかし、フィンランドでコメンテーターを務める元F1ドライバーのミカ・サロは、ケーターハムの走りに感銘を受けていないようだ。

「ケーターハムのクルマは速さも信頼性もない」とサロは『MTV3』に語っている。