F1第4戦日本GPが鈴鹿サーキットで行われているが、小雨が降る金曜日の夜、多くのファンがF1ドライバーのトークショーを待っていたところに角田裕毅(RB)がようやく登場した。
「皆さんこんばんは、天候の悪い中いつも待っててくれてありがとうございます。絶対に海外だったらこんな人数見れないし、日本のファンの皆さんの凄さと言うかエネルギーが凄く伝わるし、ますますプレッシャーじゃないですよ、期待がかかっているなという気持ちでいっぱいでほんと明日(予選)が楽しみです」
「今日のリザルト(結果)は良かったです。FP1のドライのセッションでトップ10に入れたんで、今のところスムーズかなと思います。車のパフォーマンスも結構発揮されていると思うし、そこまで大きくセットアップで変えなくていいと思うので、予選で過去3戦ほんとにタイトなので、出来るだけ完璧な車に仕上げたいなと思います」
「ミリセコンド、ちっちゃいタイム差(表現を変えると会場は笑いが起こった)でもかなり変わって来るので、そこを意識しながらQ3目指して頑張りたいなと思います。まあトップ10狙えればいいかなと思います」
「現実的に正直(ここで)過去3戦まだポイントとってないですし。あまり高いとこを目指すというよりもまずはポイントとって皆さんの前でいい走りが出来たらと思います」
「トップ10が一番まだ叶ってない目標なのでそこを意識して行きたいなと思います。いつかもちろんポイントとったら次のステップ、6位でもいいし、表彰台でもいいし、もちろん優勝が1番なんですけど、そこに向けてステップアップして行けたらと思います」
「今日は本当に寒い中ありがとうございました。皆さん風邪ひかない様にほんとに温かいお茶と美味しいご飯を食べてほんとに気をつけて下さい。ほんと明日健康でいられる様によく寝て風邪引かないでください」
「まぁあとは、頑張ります。ホームグランプリのエネルギーも凄く伝わりましたし、鈴鹿という地もサーキットも凄く楽しいですし、今日も沢山の人達がいてエネルギーをかなりもらって、明日に向けて、まずはちゃんと眠れるかどうか、眠れたらちゃんとQ3進んでポイント狙いに行くのでぜひ皆んなで一緒に楽しみましょう!」
「日本GPでポイント取って、みんなで共有しましょう。よろしくお願いします」
角田はファンを労いながら、リラックスした表情で今後の目標を語った。角田の言葉に一際大きな声援が送られると、手を振りながら感謝の言葉と共に会場を後にした。