かつてアルファタウリとして知られていた姉妹チームの『RB』が、技術的にレッドブル・レーシングに大きく近づいたようだ。
■レッドブルF1はメルセデスの旧コンセプトを採用か
先週、ほとんどのライバルチームが2023年のレッドブルのマシンコンセプトに沿って2024年型マシンを発表したが、レッドブルはメルセデスの旧コンセプトの主要部分を取り入れた新マシンを発表し、関係者を驚かせた。
今年のレッドブルの最初の開発のひとつが、メルセデスが昨年諦めた「ノーサイドポッド」または「ゼロサイドポッド」と呼ばれたスタイルを取り込んだ革新的なものになるのではないかという憶測が広がっている。
『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』紙は「魅力的だが、少し不穏な感じもする」という。
「メルセデスがレッドブルの後を追って喜んで縦型エアインテークを放棄したのに、レッドブルが反対の道を歩んだのは驚くべきことだ」
「彼らはあえて変化したのであり、そのような勇気は対戦相手に恐怖を与えるはずだ」。
■レッドブルF1とRBに共通点?
しかし、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』の特派員ミヒャエル・シュミットは、2024年型レッドブルと、姉妹チームのRB(旧アルファ・タウリ)が発表した新車には「疑わしいほどの共通点」があると指摘する。
■角田裕毅も興奮
ビザ・キャッシュアップRBで4年目のシーズンを迎える角田裕毅は熱く語った。
「コース上でのフィーリングは素晴らしいです」
「1年前の同じ時期に比べれば、大きな進歩です」。