ポルシェは少なくとも「今後数年間」はF1には参戦しないと、フォルクスワーゲン(VW)傘下の自動車メーカーのモータースポーツセールス担当ディレクターであるミハエル・ドライザーは主張している。
■ポルシェはF1への興味を失っていない
姉妹ブランドのアウディが2026年のワークス契約とザウバーとの買収を発表する以前から、ポルシェはレッドブルと同様の契約について高度な話し合いを進めていた。
「レッドブルとの提携がうまくいかなかったからといって、ポルシェにとってF1が面白くなくなったわけではない」。
そして今、ポルシェのモータースポーツセールス担当ディレクターであるミハエル・ドライザーが、『Blackbook Motorsport(ブラックブック・モータースポーツ)』誌に同様の言葉を寄せている。
「モータースポーツは常に私たちのブランド・アイデンティティの核となるものです。F1は依然として我々にとって興味深いレースシリーズだ」。
■今はF1以外に集中するとポルシェ
しかし、ポルシェはWEC、IMSA、フォーミュラE、そしてF1のサポートカテゴリーであるポルシェ・スーパーカップのプログラムに「今後数年間」は集中すると語った。
「そこで総合優勝を目指して戦いたい」とドライザーは付け加えた。
「それが我々の伝統であり、主な焦点であり、それ以上の憶測についてはコメントしない」。