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ミハエル・シューマッハの元マネージャー「すぐに見舞いに行けばと後悔している」再会を断念・・・息子ミックは父と同じ道へ。ミハエルはなぜスポーツカーで最速ではなかったのか?

2023年12月15日(金)17:29 pm

ミハエル・シューマッハの元マネージャーのウィリー・ウェーバーは、F1界のレジェンドとの再会をあきらめたと語った。

■すぐに会いに行けば、と後悔

ウェーバーは、シューマッハがちょうど10年前にスキーで転倒して脳に損傷を負ったとき、7度のワールドチャンピオンに輝いた彼の新しいマネジメントと妻が彼を締め出したと長年語ってきた。

81歳のウェーバーは現在、『Kolner Express』紙に対し、事故が起きた当初、すぐに入院中のシューマッハを見舞いに訪ねようとしなかったことを後悔していると語った。

「もちろん、とても後悔しているし、自分自身を責めている。病院にいるマイケルを見舞いに行くべきだった」

「彼の事故の後、私は犬のように悲しんだ。信じられないほど辛かったよ。でもある時点で、マイケルから自分を解放し、手放さなければならない時が来た」

「今、マイケルのことを考えると、残念なことに、もう彼に会える望みはない。10年経ってもポジティブなニュースはないんだ」

■マイケルは息子をうまくマネジメントしていたはずだ

ウェーバーは、息子ミックのそばにシューマッハがいないことが、24歳のメルセデス控えドライバーがF1でのキャリアを維持するのに苦労している一因だと確信している。

「マイケルは息子をF1に送り込み、私がかつて彼を管理していたように彼は管理することを熱望していたと思う」

「もし彼がミックの側にいたなら、このハースのチームボス(ギュンター・シュタイナー)はミックにあんなひどい仕打ちはしなかっただろうし、ミックはどこか別の場所で再起のチャンスを得ていたはずだ」。

■ミックも父と同じ道へ

ミックは来年レースに復帰するが、アルピーヌのプロトタイプのステアリングを握ってル・マンと世界耐久選手権に参戦するだけとなっている。

ミハエルもまた、F1をドライブする前は同等のカテゴリーでドライブしており、ウェーバーは次のように語った。

「あの子は、当時の父親のように適応しなければならない。でも、フォーミュラカーじゃないんだ。マイケルがスイス時計のように正確に走らせたF3のように、コーナーに放り込むことはできない」

「クルマは全体的に彼に合わなかった。それがマイケルがスポーツカーで最速ではなかった理由だ。でも、彼はそこで将来のために多くのことを学んだ。ミックにもそうあってほしいと願っているよ」。

81歳のウェーバーは近年、背中の手術など自身の医学的危機も経験したことを認めている。

「そうだね、軽い脳卒中だ。でも脚は最悪で、常に炎症を起こしているんだ」。

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