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リカルドと新CEO、角田裕毅と上位目指す「もうジュニアチームではない」レッドブルF1代表も認める。アルファタウリF1、元フェラーリの新代表がガーデニング休暇を終えて始動、いよいよ新体制始まる!

2023年12月14日(木)22:38 pm

アルファタウリは、F1におけるレッドブルの「ジュニアチーム」というイメージから脱却しようとしている。

イタリアのファエンツァを拠点とするチームは2024年に向けて全面的なブランド再構築を進めており、名称も『レーシング・ブルズ』に変更されると見られている。

■元フェラーリのメキースが勤務開始「休暇で全体像を見られてよかった」

長らくチームを率いてきたフランツ・トストが退任し、後任のローラン・メキース(フェラーリの元スポーツ部門責任者)が長期のガーデニング休暇を終えてスタートを切った。

46歳のフランス人は、『Speed Week(スピードウィーク)』誌のインタビューにこう答えている。

「新しい役割を引き受けるまでに何カ月も待たなければならないと知ったとき、とてももどかしいことになるだろうと思った」

「でも、振り返ってみると、この休暇はよかった。立ち止まって、一歩引いて、全体像を見ることができたんだ。今、私はレーシングファミリーから別のレーシングファミリーに乗り換えることができるという素晴らしい立場にいる。感謝しているよ」

■リカルドも新CEOも「ジュニアチームではない」

アルファタウリの「ジュニアチーム」としてのイメージについては、オーナーのレッドブルは2024年に向けて、33歳のダニエル・リカルドが再びステアリングを握り、レッドブル・レーシングとの相乗効果を高めるために、そのイメージから脱却しようとしている。

「これはもうジュニアチームではないと思うよ。来年に向けて多くの計画を立てているが、それをサーキットで証明し、より多くのポイントを獲得したいね」とオーストラリア人のリカルドは語った。

新チームCEOのピーター・バイエルも同意見だ。

「我々は確かにBチームではない」

■クリスチャン・ホーナー代表「株主は同じだが独立したチームだ」

また、レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも次のように語っている。

「アルファタウリはレッドブル・レーシングと同じ株主によって所有されているが、独立したチームだ」

「ギアボックスやサスペンションなど、レギュレーションで認められている限りは我々のパーツを使うことができる。ウィリアムズがメルセデスからパーツを調達したり、ハースがフェラーリからパーツを調達したりするのと同じことだ」。

「ピーター・バイエルとローラン・メキースは競争力のある男で、2人ともレッドブル・レーシングのカスタマーチームとして競争し、チームを前進させたいと思っているよ」。

レッドブルF1のジュニアチーム脱却を目指すこのチームは、角田裕毅とダニエル・リカルドというドライバーラインナップで上位進出を目指すことになる。

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