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「角田は精神的に大きく成長した」とアルファタウリF1新CEOが評価も2024年は「結果を出さなければならない」と注文 元F1ドライバー「角田は短気だったが良いドライバーに成長した」と評価

2023年12月14日(木)22:31 pm

角田裕毅(アルファタウリ)は来年、F1で輝くラスト・チャンスを迎えるかもしれない。

角田は2021年にレッドブルのセカンドチームであるアルファタウリからデビューしたが、多くの人は角田をレッドブル・レーシングに昇格する真の候補というよりは、短気で小柄なドライバーと見られる向きが多いようだ。

おそらく23歳の角田にとってもっと不気味なのは、彼のキャリア全体が、2026年からアストンマーティンに移るレッドブルのエンジンパートナー、ホンダによって支えられてきたことだろう。

■短気だったが良いドライバーに成長した

角田の成長について聞かれたオーストリア人で元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンは「最初の2年間はミスが多かった」と、今週『Servus TV』に答えた。

「彼はとても短気だった。彼は少し“角(ツノ)”を切らなければならなかった。でも、それはマックス・フェルスタッペンにも見られたことだ」

「ユウキが素晴らしいシーズンを送ったように、今はルーティンが定着してきていることがわかる。ラジオ(無線)でも、彼が穏やかになったことが聞こえる。あるいは、FIA(国際自動車連盟)はもはや僕たちにすべてを見せなくなっているのかもしれないね」とクリエンは笑った。

「いずれにせよ、彼は良い結果を出せる良いドライバーに成長した」

■新CEO「角田は精神的に大きく成長した」

しかし、アルファタウリにとって「優秀なドライバー」で十分なのだろうか?特に来年はジュニアチームのイメージを払拭しようとしており、レース優勝経験者のダニエル・リカルドがもう1台のマシンに乗っている状況だ。

ファエンツァを拠点とするチームの新CEO、ピーター・バイエルは『Servus TV』に次のように語った。

「我々にとっての焦点は、ユウキは結果を出さなければならないということだ」。

「F1の中団で数千分の1秒を争っているとき、ドライバーが神経を失うと厳しくなる。しかし、ツノダは精神的に大きく成長した。彼のレーシング・エンジニア、マッティア・スピニもそう言っているよ」。

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