2023年F1最終戦アブダビGP(26日決勝)が24日(金)に開幕したが、アルファタウリとアルファロメオの2チームにとっては、このレースが現在のチーム名称で戦う最後のレースとなる。
●【2023F1第23戦アブダビGP】全セッションの結果・開催スケジュール
レッドブルのセカンドチームであるアルファタウリは、最近の噂によれば、2024年からは「レーシング・ブルズ」と呼ばれることになると言われている。
一方、イタリアの名門自動車会社であるアルファロメオとの間にネーミングライツ契約を結んでいたスイスに本拠を置くF1チームは、2024年には再び本来の「ザウバー」という名称に戻ることになるとともに、2026年からはドイツの自動車会社アウディのワークスチームとなることが決まっている。
■条件が整えば再びF1に戻ってくるとアルファロメオCEO
今シーズン限りでザウバーとの契約が終了するアルファロメオのジャン・フィリップ・インパラートCEOは、アブダビでのレースを前に次のように語った。
「アルファロメオのDNAには競争がある。条件が整えば、もう一度ファンをワクワクさせるために戻ってくるだろう」
■アウディの計画に変更はないとザウバー首脳
また、ザウバー・グループのマネジングディレクターであり、現在はアルファロメオのチーム代表も兼任しているアレッサンドロ・アルンニ・ブラヴィは、2024年にはザウバーというチーム名に戻ることを正式に認めるとともに、現時点ではまだ公表されていないものの、新たなタイトルスポンサーがチームの活動をサポートすることになるとしている。
アルンニ・ブラヴィは、さらに、しばらく前からフォルクスワーゲン傘下のアウディが本当に2026年からF1に参戦するかどうかは疑問だという報道が行われていることに言及し、その計画に変更はないとも主張している。