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【アルファタウリF1】2024年型マシンはレッドブルの「クローンではない」と技術責任者

2023年11月25日(土)7:25 am

レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリは、2024年には再び新たなチーム名で呼ばれることになるわけだが、最近の噂によれば、その新名称は「レーシング・ブルズ」になる可能性が高いと考えられている。

■アルファタウリの新名称はより“中立的”なものに

オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』紙によれば、アルファタウリが新たに獲得したスポンサーにはアメリカに本拠を置く『Visa』や『CashApp』などが含まれているという。

同紙は、レッドブルのセカンドチームが「繁栄するアメリカ市場」をうまく利用するためには、そうした重要なスポンサーをよりよく位置づけていくことが必要であり、そのため特定のスポンサー名を掲げない中立的な名称が採用されたのだと推測している。

■レッドブルとの相乗効果を図るも「クローン」にはならない

F1の2023年シーズン最終戦が開催されるアブダビを訪れたアルファタウリCEOのピーター・バイヤーは、レッドブルがイタリアのファエンツァを拠点とするチームを再始動させ、現在F1で圧倒的強さを誇っているレッドブルとの相乗効果を高めることを決断したと語っている。

だが、『Osterreich(オステライヒ)』は、現在アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが2024年型マシンはレッドブルF1マシンの「クローン」になるわけではないと主張したとも報じている。

■アブダビにも大型アップデートを投入

こうした中、伝えられるところによれば、アルファタウリは今週末の最終戦には新たなアップデートを投入したマシンで臨むことになるようだ。

「我々はマシンが機能していないのを見て、夏以降にコンセプトを変更した。我々は基本的に、これからも継続的に開発を続けていくと言ったんだ」

そう語ったバイヤーは、次のように付け加えている。

「つまり、今目にしているものはすべて来年のための準備なんだ。アブダビにはまた大きなアップデートを持ち込むが、それは2024年型マシンへの新たなステップとなるものだ」。

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