NEXT...F1開催スケジュール

リカルドが認める「F1ラスベガスGPでのアルファタウリのペースは屈辱的だった」

2023年11月22日(水)18:07 pm

ダニエル・リカルドが、先週末に行われた今季のF1第22戦ラスベガスGPでのアルファタウリF1マシンのペースは、ライバルたちに比べて屈辱的なほど遅かったと認めた。

●【2023F1第23戦アブダビGP】全セッションの結果・開催スケジュール

■4戦連続ポイント獲得に失敗したアルファタウリ

ラスベガス・ストリップ・サーキットで現地18日(土)深夜にチェッカーフラッグが振られた時点でコース上に残っていたのは17台のマシンだったが、リカルドはポイント圏外の14位フィニッシュに終わっていた。

第19戦アメリカGP以降3戦連続でポイントを獲得していたアルファタウリだが、チームメートの角田裕毅も残り10周という時点でリタイアとなっており、ラスベガスではその流れを維持することはできなかった。

■「かなり屈辱的だった」とリカルド

リカルドは、イタリアのファエンツァに本拠を置くチームのペース不足がショックだったと明かし、上位グリッドで戦えなかったことを恥ずかしくさえ思うと次のように語った。

「もう少し(ペースが)あると思っていたんだ。レースを迎えるにあたって、僕は間違いなく楽観的だった。今週末、僕たちがどこで苦しんでいたのかはわかっていたからね。それは本当にウォームアップだったし、タイヤを機能させることだったんだ」

「スタートが難しいだろうというのはわかっていたけれど、すべてが落ち着いたらリズムに乗れて、もう少しペースを見せられるように感じていたんだ」

「でもそうはならなかったし、すべてのリスタートにおいてほかのドライバーたちよりもウォームアップに苦しんだと思う」

「僕はターン3のアウト側で抜かれてしまっていた。アウト側は本当に滑りやすいし、彼らの方がグリップがよかったんだ。僕はただ『なんてこった』って感じだった。かなり屈辱的だったよ。正直なところ、何もできなかった」

■最終戦に向けて原因究明が必要

そう語ったリカルドは、今週末に行われる最終戦アブダビGP(26日決勝)に向けて、その原因を究明しなくてはならないと次のように付け加えている。

「一方では、僕らが自分のマシンで何もできなかったということだけど、もちろん、その原因を突き止める必要があるよ。なぜなら、週末を通じて1周のペースと、今日はロングランでのペースがなかったからね」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック