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レッドブルF1首脳「新たなフェルスタッペンを見つけるのは諦めた」新たな育成ドライバーの印象と実力は?

2023年11月15日(水)19:47 pm

有名なF1ドライバー育成プログラムを縮小する可能性があると言われているレッドブルだが、このほど有望なデンマーク系ドイツ人のオリバー・ゲーテと新たに育成ドライバー契約を結んだことが明らかとなった。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであり、ドライバー育成プログラムの責任者としても知られるヘルムート・マルコは、ドイツの有名な詩人と同じ名字を持つ19歳のドライバーについて母国オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』から質問されると、次のように答えている。

「いい名前だし、好人物だよ。ロンドンとモンテカルロに住んでいるドイツ人なんだ」

「彼はテストでは速かった。だが、来年はF3で自分の力を証明しなければならない」

レッドブルの若手ドライバー育成プログラムは、セバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンという2人のF1チャンピオンを輩出した。さらに現役の出身者には、ダニエル・リカルド(アルファタウリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(アルファタウリ)、そして好印象を残したリアム・ローソンなどがいる。

ゲーテは、トライデント・モータースポーツから今季のF3にフル参戦しており、ランキングは8位だった。フル参戦2年目となる2024年にどのような結果を残すかが、将来のキャリアに向けて大きな意味を持つことになるだろう。

■新しいフェルスタッペンはいない

しかし、マルコは、ゲーテがベッテルやフェルスタッペンと同じようなレベルのドライバーになるとまでは考えていないようだ。

「彼(ゲーテ)はある種の大胆さを持っているよ。だが、私はもう新しいフェルスタッペンを探すのは諦めたんだ。なぜなら、そんなものはないからね」

そう語ったマルコは、次のように付け加えた。

「将来レースで勝てるドライバーを見つけられれば、私はそれで満足だよ」。

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