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“契約金最安”のモンツァ、アップは避けられない・・・イタリアは2030年まで2レース開催に合意と明かす。新契約時期はFIA会長選挙と新コンコルド協定前

2023年11月12日(日)19:31 pm

イタリアのモーターレース責任者が、イタリアは「あと5年」2つのF1レースを年間カレンダーに掲載し続ける予定だと語った。

イタリア自動車クラブ『ACI』のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長は、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙に、モンツァとイモラの両レースについて2024年に向けて大枠の合意をしていることを明らかにした。

しかし、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、特にイタリアGPの開催地として有名なモンツァについては、最終的な契約が結ばれる前に改修を行う必要があると警告している。

「我々はすでに合意に達している。詳細が決まっていないだけで、モンツァとイモラの両グランプリをあと5年間開催する新契約を結ぶことで合意している」とスティッキ・ダミアーニは主張する。

「2030年まで2つのレースがカレンダーに掲載されることは、わが国にとって並外れた偉業となるだろう。我々は2024年末までに事前契約を結びたい」

スティッキ・ダミアーニ会長は、地方当局と地元企業連合までもが、サーキットをF1基準に維持することに「コミット」しているため、イモラの状況は「明確」だと語った。

モンツァについては、2025年の契約満了が目前に迫っているが、スティッキ・ダミアーニは時期について次のように語った。

「2025年の期限に関しては、FIA会長の選挙やチームとF1間の新しいコンコルド協定の草案作成と時期を合わせることが重要だ」

「国際的なレベルでは、グランプリの開催を望む声が後を絶たない。フランスとドイツがまったくレースを開催していないことを忘れてはならない。だから、できるだけ早く2030年までのレースを確保するのがベストだ」

しかし、彼はモンツァとの新たな契約はより高額になると警告した。

「2026年以降、モンツァの負担が増えることは避けられない。なぜならモンツァは現在ヨーロッパの中で最も支払額が低いからだ」

「しかし、誰もがそれぞれの役割を果たさなければならない。我々はACIの会計に過度の負担をかけられない。特に、私がこのような大きな契約を結ぶのであれば、なおさらだよ」。

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