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アルファタウリF1エンジニア「角田裕毅は問題を抱え確実に車を持ち帰った」目標はウィリアムズ!

2023年11月06日(月)9:16 am

アメリカ大陸3連戦の3戦目、F1第21戦サンパウロGP(アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、ブラジル)決勝レースが行われ、クラウディオ・バレストリ(アルファタウリ、車両性能チーフエンジニア)が次のように振り返った。

●【2023F1第21戦サンパウロGP】決勝レース・全セッションの結果

■クラウディオ・バレストリ(アルファタウリ、車両性能チーフエンジニア)

スターティンググリッド:16番手、17番手
決勝レース:9位、13位

「今日の目標はポイントを獲得し、ウィリアムズとの差を縮めることだったが、それを達成できた」

「簡単なレースではなかった。残念ながらスタート直後のターン1でのインシデントで、ダニエル(リカルド)が飛んできたタイヤによってリアウイングにダメージを負ってしまったからね」

「我々は彼を止めてすぐに車を修理することに決めたが、同時に赤旗が出され、結局ダニエルは1周遅れとなった。残念ながら、これで彼のレースは終わってしまったんだ」

「我々は彼を送り出して、セーフティカーや赤旗を待っていたが、それは来なかった。それでも彼は非常に競争力のあるペースを見せ、13位でフィニッシュして貴重なデータを収集した」

「ユウキ(角田裕毅)にとってのレースは違った。スタートでトラブルに見舞われることなく、赤旗中断後も10位をキープした。残りのレースでユウキはトップ10で戦った」

「残念なことに、レース終盤にクラッチに問題がある可能性がわかったので、マシンを確実に持ち帰るために、彼のシフトアップ設定を保守的にすることにした。その結果、ユウキは9位でフィニッシュし、チームにポイントをもたらした。我々はコンストラクターズ選手権でのポジションアップを目標に、シーズン残り2戦に集中することに切り替える」。

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