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【レッドブルF1】ランド・ノリスがマクラーレンと長期契約を結んでいるのは「残念」だとチーム首脳

2023年09月05日(火)19:20 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、23歳のイギリス人ドライバーであるランド・ノリスがマクラーレンと2025年までの契約を結んでいるのは残念だと語った。

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■ノリス獲得に興味を示すレッドブル陣営

レッドブルとそのセカンドチームであるアルファタウリのドライバープログラム責任者を務めるマルコはもちろん、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナー、そして現在圧倒的な強さでF1を支配しているマックス・フェルスタッペンも、最近なぜかノリスの名前を口にすることが多くなっている。

それはもちろん、彼らが現在フェルスタッペンのチームメートを務めるセルジオ・ペレスの有力な後任候補としてノリスを見ているからにほかならないだろう。

「ペレスは安定していない。彼は必ずしも集中できているとは限らないよ」

80歳のマルコは母国オーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』にそう語ると、次のように続けた。

「だが、彼には2024年までの契約があるし、ランド・ノリスには2025年までの契約がある。残念なのは、その期間があまりにも長いことだ。なぜなら、彼も候補の1人だからね」

「当時、すでに我々はノリスをトロロッソ(現アルファタウリ)で走らせるという合意に達していたんだ。彼のマネジャーがマクラーレンとの契約にオプションがあることに気づくまではね。しかし、若さとスピードという点では、彼は非常に適しているよ」

「セルジオは、それに比べると、すでに30歳を超えているし4人目の子供も生まれるところだ。彼はすでに別のことに興味を持っているから、その後どうなるか様子を見ていかなくてはならない」

■ペレスがいい仕事をしているのも確かだとマルコ

そう語ったマルコだが、フェルスタッペンのチームメートを務めることはどのドライバーにとっても非常に大変なことだが、ペレスはその仕事を非常にうまくこなしているとも評価している。

「一方では、レッドブルのシートは最も人気の高いもののひとつだ。だが、その一方で、マックス・フェルスタッペンという敵もいるんだ」

そう語ったマルコは、次のように付け加えている。

「そのためには非常に強い個性と、信じられないほどの精神力が必要なんだ。ペレスは近年、全てのドライバーの中でそれを最もうまくやり遂げてきた。そして、勝利も達成しているよ」

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