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【メルセデス】チーム代表のヴォルフが膝の手術のためF1日本GPを欠場。代表代行はあのドライバー

2023年09月05日(火)18:20 pm

メルセデスのチームCEO兼代表であるトト・ヴォルフが、来週末に開催される2023年F1第16戦シンガポールGP(17日決勝)を終えた後、すぐに母国オーストリアに戻るために翌週に鈴鹿で開催される第17戦F1日本GP(24日決勝)を欠場することを明らかにした。

●【2023F1第17戦日本GP】全セッションの結果・開催スケジュール

■いくつかのグランプリを欠場する方針を示していたヴォルフ

ヴォルフは数年前に、F1カレンダーが長期化していくのに伴って、いくつかのグランプリには出向かないことになるだろうとの考えを示していた。

実際のところ、ヴォルフは昨年も鈴鹿には姿を見せなかったし、2019年のF1第20戦ブラジルGPも欠場していた。

■今年はシンガポールGP後に膝の手術を予定

だが、51歳のヴォルフが母国オーストリアの『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』に語ったところによれば、今年日本GPを欠場するのは膝の手術が予定されているためだという。

ヴォルフによると、8月の夏休み中にマウンテンバイクで転倒し、左膝にけがを負ってしまっていたのだという。

「私は滑りやすい岩の上を走ったんだ。それにうまく対処できなかったわけではないよ。だが、左足で体を支えようとしたら、ビシッと音がして十字靭帯が切れてしまったんだ」

「シンガポールの後、(オーストリアの)ホッホルム・クリニックに行き、そこで新しい靭帯を手に入れることになる。そうすれば、再びまたやりたいことが全てできるようになるよ」

「私は日本をスキップする。そうすれば、その後の週末は予定が空く。カタール(第18戦/10月8日決勝)では松葉杖なしで歩き回りたいと思っている。そうすれば、冬にスキーができる可能性だってある」

■鈴鹿ではジェローム・ダンブロシオがチーム代表代行?

ヴォルフは8月に、もし自分がグランプリを欠場するようなことがあれば、元F1ドライバーのジェローム・ダンブロシオが自分の役割を代行することになるだろうと語っていた。

2011年にヴァージンでF1を戦った経験を持つダンブロシオは、2014年から2020年までフォーミュラEに参戦し、2021-2022年シーズンには同シリーズに参戦するヴェンチュリー・レーシングの代表を務めていた。

そして、現在37歳のベルギー人であるダンブロシオは、今年からメルセデスF1チームでドライバー育成責任者を務めている。

今年の鈴鹿では、ダンブロシオがピットウォールから指示を出す光景が見られるかもしれない。

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