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アルファタウリF1「角田は順位を上げたがピットで順位を落としてしまった」一方のリカルドは戦略がハマり「安定した速さを見せた」

2023年07月24日(月)3:35 am

F1第12戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)の決勝レースが快晴の中で行われ、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がターン1でトップに立つとそのままリードを広げて、圧倒的な速さと強さで7連勝、今季9勝目を挙げた。

●【2023F1第12戦ハンガリーGP】決勝レースの結果、周回数、ピット回数、ファステストラップ

アルファタウリF1は、13番グリッドからスタートしたダニエル・リカルド(アルファタウリ)が、スタート直後のターン1でのアクシデントに巻き込まれ最後尾に落ちたものの、挽回して13位でフィニッシュした。

一方、角田裕毅(アルファタウリ)はスタートで順位を上げたものの、ピットインのタイヤ交換時にタイムロスをしてしまったこともあり、15位でフィニッシュした。

■クラウディオ・バレストリ(アルファタウリ車両パフォーマンス・チーフ・エンジニア)

▼ダニエル・リカルド
スターティンググリッド:13番グリッド
決勝レース:13位

▼角田裕毅
スターティンググリッド:17番グリッド
決勝レース:15位

「今日のレースでは、チーム内で各マシンのスタート時のタイヤコンパウンドを分けることにした。ユウキ(角田裕毅)はソフトコンパウンドを、ダニエル(リカルド)はミディアムコンパウンドを選択した」

「スタートでユウキはポジションを上げ、トップ10に近づいたが、ダニエルはジョウ(グァンユ/アルファロメオ)に接触され、2台のアルピーヌがリタイアした後、1周目終了時点で18番手に沈んでいた」

「10周を終えたところで、ソフトタイヤでスタートしたマシンがピットインしたので、ユウキも同様にハードタイヤに履き替えて第2スティントはロングランにした。残念なことにピットストップが通常より長かったためいくつかポジションを落とし、同じコンパウンドを履いていたアルボン(ウィリアムズ)の後ろになってしまった」

「ダニエルは別の戦略で第1スティントを長く走り、18周目にハードタイヤを装着することにした。これは残りのレースで柔軟性を発揮できる最適なコンパウンドだった」

「レース後半は、両ドライバーがハードコンパウンドを履いていたため、ミディアムタイヤでの最終スティントでフリーエアを確保するために、ユウキのスティントを延長することにし、ダニエルのスティントを短くした。これが功を奏し、ダニエルは安定した速さを見せ、1周目に失ったポジションを取り戻し、13位でレースを終えた」

「ユウキは最後のスティントでミディアムタイヤを装着したが、順位を上げるには至らず、ヒュルケンベルグ(ハース)からコンマ2秒差の15位でフィニッシュした。次のレースに集中し、ポイント争いができるポジションにいると信じているよ」。

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