【F1】“マドリードGP”を商標登録 「マドリードはF1にふさわしい」とセルジオ・ペレス
スペインのマドリードがF1カレンダーに載るのもそう遠い先の話ではなさそうだ。
先週、マドリードの大規模イベント主催団体である『イフェマ（Ifema）』のホセ・ヴィセンテ・デ・ロス・モソス会長が、間もなくF1との間にレース開催契約を結ぶことになると発言したことが報じられた。
■F1が“マドリードGP”を商標登録
そして、F1も実際にマドリードでのF1開催に向けた準備を進めているようだ。
このほど、F1オーナーであるアメリカのリバティ・メディアが、『マドリードGP』と『F1マドリードGP』という2つの新しい商標の登録手続きを行ったことが明らかとなった。
■バルセロナの将来は？
詳細はもちろん不明だが、将来的にはF1スペインGPの開催地が現在のバルセロナからマドリードに移ることになると考えられているようだ。だが、もしマドリードでのF1がスペインGPという名を引き継ぐのであれば、あえて『マドリードGP』を商標登録する必要はないとも考えられる。
このため、今後スペインにおいてバルセロナでのF1スペインGPとマドリードでのF1マドリードGPという2つのグランプリが開催される可能性もゼロではないのかもしれない。
■マドリードでのF1は素晴らしいものになるだろうとペレス
こうした中、先週末の15日（土）に、レッドブルのセルジオ・ペレスが5万人のファンの前でレッドブルの旧型F1マシンを使ってマドリードの路上でデモンストレーション走行を行っている。
スペイン語が公用語となっているメキシコ出身のペレスは、スペインのメディアに対し次のように語った。
「家にいるわけではないけれど、まるでそんな気分だよ」
「マドリードはF1レースにふさわしいよ」
「市街地レースは特別だよ。それぞれの都市には異なる雰囲気があるからね」
「マドリードは素晴らしい街だし、素晴らしい雰囲気になるだろうね」
そう語った33歳のペレスは、微笑みを浮かべながら次のように付け加えた。
「僕はこういうサーキットもすごく得意なんだ」
