2023年F1第11戦イギリスGP(シルバーストーン)の決勝レースが行われ、優勝はポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が6連勝で今季8勝目を飾った。
今季開幕戦から10連勝のレッドブルは、昨年の最終戦からは11連勝を飾り、1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストが圧倒的な強さを見せたマクラーレン・ホンダに並ぶ偉大な大記録を達成した。
●【2023F1第11戦イギリスGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
一方、レッドブルと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリは多くのアップグレードを投入したが、パッケージをまとめられず、角田裕毅とニック・デ・フリースは厳しいレースになった。
■ジョディ・エジントン(スクーデリア・アルファタウリ、テクニカル・ディレクター)
スターティンググリッド:16、18番グリッド
決勝レース:16、17位
「今日は非常に難しいレースで、ハースやアルファロメオのマシンと戦い前に進むには、どちらのマシンもペースが足りなかった」
「レース戦略はうまくいき、2台のマシンは第2スティントでハードとミディアムコンパウンドを使い分け、セーフティカーが導入された後は大半のドライバーと同じようにソフトコンパウンドに移行した。しかし、どの時点でもアドバンテージを得ることはできなかった」
「ここで投入したエアロ・アップデートはおおむね予想通りだったようだが、シルバーストーンで前進するには十分ではなかった」
「ハンガリーで予定されているさらなるエアロ・アップデートは、この問題に対処し始め、目標達成に向けて軌道修正するための重要なステップとなるだろう」。