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【ピレリ】ブリヂストン参戦が噂される2025年からのF1公式タイヤサプライヤー契約獲得競争に自信

2023年06月12日(月)19:39 pm

2011年からF1公式タイヤサプライヤーを務めているイタリアのタイヤメーカー『ピレリ』が、2025年以降も自分たちが契約を獲得できるという自信を示した。

■2025年からのF1タイヤサプライヤー選定プロセスに入ったFIA

現在ピレリが結んでいるタイヤサプライヤー契約は2024年までとなっており、すでにF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が2025年以降の契約に関する入札プロセスを進めている。

ピレリはすでにその入札に参加したことを明らかにしているが、伝えられるところによれば、かつてタイヤサプライヤーを務めていたブリヂストンも入札手続きを行ったものと考えられている。

前回の契約更新時には韓国のハンコックがピレリのライバルとなっていたと伝えられているが、1997年から2010年までF1タイヤサプライヤーを務めていた経験を持つブリヂストンが入札に参加したとなれば、ピレリにとってはさらに強力なライバルが出現することになるだろう。

■手続きは順調に進んでいるとピレリ

こうした中、ピレリのモータースポーツディレクターを務めるマリオ・イゾラは『formu1a.uno』に対し、これまでのところ、自分たちはすべての期限を守って入札手続きに臨んでいるところだと次のように語った。

「そう、登録は進んでいるよ」

「我々が書類を送ったときには、5月15日(月)が締め切りだった。6月15日(木)までには、FIAは我々が適格かどうかを伝えてくるはずだよ」

「そのプロセスの一部は誰にとっても同じだ。だが、我々はすでにサプライヤーを務めているし、我々は適格だろうと想像しているよ」

微笑みを浮かべながらそう語ったイゾラは、次のように付け加えている。

「我々は自分たちの義務を果たしている。F1から我々が適格だという答えがきたら、商業的な話し合いを始めることになるだろう」

■これまでの実績をアピールするピレリ

ピレリは現在の契約最終年となる2024年に向けての開発もすでに初めている。さらに、イゾラは今年のタイヤに関してもピレリはいい仕事をすることができたと考えており、F1やFIAも自分たちの仕事を評価するはずだと示唆している。

「2023年の目標は、誰もが不満を訴えていたアンダーステアを減らすことだった」

イゾラはそう語ると、次のように付け加えた。

「フロントの摩耗特性を改善することがもうひとつの目標だった。そして、これについても我々は一歩前進したよ」。

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