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メルセデスF1代表、改良マシンは“機能”した「ハミルトンはダメなタイヤでも終始冷静、雨でフェラーリの前へ」小さなミスで大きな代償を払ったラッセルに「自分を責めてはいけない」

2023年F1第7戦モナコGP（モンテカルロ市街地）を終え、メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表が次のように語った。

●【2023F1第7戦モナコGP】決勝レースの結果、タイム差、周回数

■トト・ヴォルフ（メルセデスF1代表）

決勝レース：4位、5位

「ミスをしたり順位を下げたりしがちなレースだったが、この結果はチームにとって良いポイントを持ち帰れた」

「今日はインターミディエイトタイヤに交換したことで、フェラーリの前に出られ、4位と5位を獲得することができた」

「ルイス（ハミルトン）は終始冷静で、序盤にミディアムタイヤがダメになったときもポジションを守り、雨を利用することができた」

「ジョージ（ラッセル）も自分を責めてはいけない。彼は最初のスティントをうまく走ったからこそ、雨を利用するチャンスがあったのに、その後のコンディションがあまりにもトリッキーで、小さなミスで損失は極めて大きくなってしまった」

「しかし、今日のレースはチームがうまく機能し、ドライバーもそのクオリティを発揮してくれたので、ポイント獲得につながったんだ」

「このレースには大きなパッケージを持ち込んだが、それがうまく機能した。モナコは代表的なサーキットではないことは承知しているが、いくつかのポジティブな要素を見ることができた」

「我々のクルマについてはもっと深く知りたいと思うし、直近のライバルに対して一歩進んだパフォーマンスを発揮できるかどうか、みんな楽しみにしていると思う」。