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メルセデスF1エンジニア、ハミルトンとラッセルの戦略と誤算を説明「スペインGPで新マシンを解析し、レッドブルとの差を縮める」

2023年05月29日(月)8:44 am

2023年F1第7戦モナコGP(モンテカルロ市街地)を終え、メルセデスF1のアンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリングディレクター)が次のように語った。

●【2023F1第7戦モナコGP】決勝レースの結果、タイム差、周回数

■アンドリュー・ショブリン(メルセデスF1、トラックサイド・エンジニアリングディレクター)

決勝レース:4位、5位

「今週末のペースを考えれば、4位と5位は悪い結果ではない。しかし、とにかく速さが足りなかった。ドライバーたちが表彰台に立つ姿を見たいのであれば、やるべきことがある」

■ハミルトンの戦略

「レースそのものは、チームとしてうまく対処できたと思う。選択肢が制限されるようなポイントもあった。ルイス(ハミルトン)はオコンやサインツをアンダーカットできるペースがなかったから、全員が1回目のストップからポジション順に出てきた」

■ラッセルの戦略と誤算

「ジョージ(ラッセル)については、フェラーリ1台とアルピーヌ1台で同じようなレースをしていたが、アンダーカットをやめて、雨かセーフティカーか赤旗を待つことにしたんだ」

「(雨が降って)その通りになったが、切り替えが厄介だった。トラックは半分しか濡れていなかったが、濡れているところは本当に湿っていた」

「我々は適切なタイミングでタイヤ交換したようだが、ウォームアップの段階でジョージがロックアップに見舞われた。幸い、彼はそのまま走り続けたが、表彰台のチャンスは消えてしまった」

「彼は良い仕事をしてルクレールのフェラーリとの間に十分なギャップを築いたので、レース後にペナルティ(5秒)が加算された時の順位には影響しなかった」

■バルセロナでクルマを探求。レッドブルF1との差を縮める

「これからはすぐにバルセロナに集中する。我々のクルマが、より普通のトラックでどのように機能するかを見るのが楽しみだ。もっとやるべきことがあるはずだが、どこにフォーカスすべきかを理解するのに役立つはずだ」

「コンストラクターズ選手権では2位争いに加わっており、それが目標ではないが、レッドブルとの差を縮めるために、フェラーリやアストンマーティンと楽しいレースをすることができそうだ」。

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