F1第3戦オーストラリアGP(メルボルン、アルバートパーク・サーキット)2日目、フリー走行3回目がドライ路面で行われた。
●【2023F1第3戦オーストラリアGP】フリー走行3回目のタイム差、周回数
トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、3番手はエステバン・オコン(アルピーヌ)だった。
4番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)、5番手にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)でアルピーヌ勢が速さを見せた。
昨日の雨の影響を受けたFP2で消化できなかったテストプログラムを取り戻そうと、ランス・ストロール(アストンマーティン)を先頭に忙しいセッションが始まった。
セッションも約半分となった頃、赤旗が出された。ターン9の進入でニック・デ・フリース(アルファタウリ)のマシンからパーツが飛んだためだ。マーシャルがコースに入ってパーツの回収をして、すぐに赤旗は終了した。
その後、フェルスタッペンが1分17秒565を記録しトップへ。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソに0.162秒差をつけた。
驚かせたのはアルピーヌ勢で、3番手エステバン・オコンと5番手ピエール・ガスリーと好位置に付けた。そのアルピーヌ勢に挟まれる形になった5番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が入っている。
6番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)は、リアサスペンションの整備を行い、セッション開始20分からコースイン。しかし特にターン3でのブレーキングに苦しむセッションとなった。
7番手はセッション終盤にピットに戻る途中のターン11でコースアウトし、大きなダメージを負ったカルロス・サインツ(フェラーリ)、8番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、9番手ランス・ストロール(アストンマーティン)だ。
10番手ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)は、ターン2でコースオフしてバリアに接触、しかしマシンに大きなダメージを与えずに済んだのはラッキーだった。
11番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、12番手はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)。
13番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)がつけていて、どこまで追い上げるか注目したい。
メルボルン出身のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、14番手につけている。
15番手にはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、16番手には角田裕毅(アルファタウリ)がつけた。
17番手は新人ローガン・サージェント(ウィリアムズ)、18番手はケビン・マグヌッセン(ハース)だった。
ニック・デ・フリース(アルファタウリ)は19番手とタイムが伸びない。
最下位となったニック・デ・フリース(アルファタウリ)はクラッチトラブルの修正でガレージから出てくることはなかった。
このあとの予選は、日本時間午後2時から始まる。
■【FP3】F1オーストラリアGP
1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
2 F.アロンソ(アストンマーティン)
3 E.オコン(アルピーヌ)
4 G.ラッセル(メルセデス)
5 P.ガスリー(アルピーヌ)
6 S.ペレス(レッドブル)
7 C.サインツ(フェラーリ)
8 L.ハミルトン(メルセデス)
9 L.ストロール(アストンマーティン)
10 G.ジョウ(アルファロメオ)
11 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
12 A.アルボン(ウィリアムズ)
13 C.ルクレール(フェラーリ)
14 O.ピアストリ(マクラーレン)
15 V.ボッタス(アルファロメオ)
16 角田裕毅(アルファタウリ)
17 L.サージェント(ウィリアムズ)
18 K.マグヌッセン(ハース)
19 N.デ・フリース(アルファタウリ)
20 L.ノリス(マクラーレン)
●【2023F1第3戦オーストラリアGP】フリー走行3回目のタイム差、周回数