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【F1移籍情報】2023年シーズンに向けたリカルドとシューマッハの去就問題に一定の進展?

2022年10月06日(木)20:31 pm

現時点ではまだ2023年F1シーズンに向けた去就が不透明となっているダニエル・リカルド(マクラーレン)とミック・シューマッハ(ハース)の状況に一定の進展があったようだ。

これまでの報道によれば、今季いっぱいでマクラーレンを離脱することになるオーストラリア人ドライバーのリカルドは、2023年にはメルセデスとリザーブドライバー契約を結ぶ可能性があると言われている。

■リカルドとメルセデスの交渉は「かなり進展した段階」に

そのリカルドの後任として2023年にマクラーレンでF1デビューを飾るのはオーストラリア出身ドライバーのオスカー・ピアストリであり、そのマネジャーを務めているのは、やはりオーストラリア出身の元F1ドライバーであるマーク・ウェバーだ。

2007年から2013年にかけて所属したレッドブルでF1通算9勝をあげた実績を持つ46歳のウェバーは、先週末のシンガポールにおいてリカルドと会話を交わしたことを認め、次のように語っていた。

「彼とはいい話ができたよ」

「彼はまだ決めかねていると思う」

リカルドの今後の動きについてそう語ったウェバーは、メルセデスでリザーブを務める可能性について尋ねられると次のように答えた。

「メルセデスのリザーブドライバー? ルイス(ハミルトン)がいつまで続けるかなんて誰にもわからないよ」

「メルセデスは手っ取り早い作戦だし、それは彼も考えるかもしれないね」

こうした中、フランスの放送局『Canal Plus(カナル・プリュ)』が最近報じたところによると、リカルドとメルセデスの交渉が「かなり進展した段階」にきているという。

■シューマッハとハースがシンガポールで2023年に向けた交渉を開始

一方、2023年に向けた去就が不透明な状況となっているドイツ出身ドライバーのシューマッハだが、現在所属しているハースとの交渉がいよいよ本格的に進められていくことになりそうだ。

シューマッハの母国ドイツの『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』は日本GPを前に次のように報じている。

「我々の情報によれば、シンガポールにおいてハースチームの責任者と契約延長の可能性に関する最初の話し合いが行われた」

ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは先週末のシンガポールで次のように語っていた。

「ミックはまだ候補に残っているよ。そうでなければ、我々はすでに決断を下していただろう」

「いつ決定することになるのかはわからない。我々は期限を設定していないんだ」

「準備が整った時点で決めることになるだろう」

■シューマッハにはウィリアムズ移籍の可能性も

最近では、ウィリアムズのチームCEOを務めるドイツ出身のヨースト・カピートが、2023年に向けてシューマッハがニコラス・ラティフィの後任候補であることは確かだと語っている。

しかし、カピートは、2023年にアレクサンダー・アルボンのチームメートを務めるドライバーに関しては、シーズン終了後に決めることになるともしている。

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