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【F1日本GP】角田裕毅、F1で走る鈴鹿は「全てが早送りみたい」走り慣れた鈴鹿で好きなコーナーと難しそうなコーナーは?

2022年10月07日(金)5:02 am

帰国後から仕事に追われていた角田裕毅(アルファタウリ)が6日木曜日、全チームの先陣を切ってメディア対応に臨んだ。

■F1で走る鈴鹿サーキットはすべてが早回し

鈴鹿レーシングスクール(旧SRS、現HRS)時代に「何万周」も走ったという鈴鹿サーキットだが、スクールカーやF4と比べるとF1は1周40秒も速いといい、シミュレーターでトレーニングしたところ「すべてが早送り」に感じるようだ。

走り慣れているとはいえ、速度域が違いすぎるためアドバンテージはないようだが、他のコースと違って「コースの細かいところまで知っている」のはここぞというときに有利に働く可能性がある。

■好きなコーナーと難しそうなコーナー

好きなコーナーは?と聞かれた角田裕毅は「全部好き。1コーナーもS字もデグナーもヘアピンも全部です」と答えたが、その中でもあえて難しそうなコーナーを挙げるとすれば?という質問にはしばらく考えたあと、「ヘアピンですかね」と回答。

難しいと感じる理由は、デグナーを過ぎて立体交差を通過した後、ヘアピン直前で右に曲がっているが、F4などF1と比較して遅いレーシングカーの場合、右に曲がった際の左にかかった荷重を真っ直ぐにしてからブレーキングする時間的「余裕がある」というが、超高速のF1だと早送りに感じるため、左にかかった荷重をすぐに真っ直ぐに戻してブレーキングをしないと「タイヤをロックさせてしまう」可能性があるという。

金曜日は一部エリアを除いてすべてのエリアが自由席になるため、F1マシンで初めてヘアピンに挑む角田裕毅の走りに注目だ。

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