先週末にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われた今季のF1第17戦シンガポールGPでは、レッドブルのセルジオ・ペレスが第7戦モナコGP以来となる今季2勝目を飾っている。
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一方、このレースで2年連続となるドライバーズタイトル獲得が確定する可能性もあったチームメートのマックス・フェルスタッペンは7位という予想外の結果に終わっている。
■鈴鹿でタイトル獲得が決まればそれ以上のことはないとペレス
ペレスは、フェルスタッペンのドライバーズタイトル確定が今週末に鈴鹿サーキットで開催される第18戦日本GP(9日決勝)以降に持ち越されたことを受け、レース後に次のように語った。
「マックスが日本でタイトルを取れれば、それ以上のことはないと思うよ。ホンダにとってもすごく特別なものになるだろうね」
シンガポールGPを終えた時点で、ランキングトップのフェルスタッペンと2番手のルクレールの差は104ポイント、3番手ペレスとの差は106ポイントとなっている。
■鈴鹿でのフェルスタッペンとペレスの1-2フィニッシュに期待
●【2022年F1チャンピオンシップ・ランキング】F1第17戦シンガポールGP終了後
もしもフェルスタッペンが鈴鹿でファステストラップを刻んで優勝し、26ポイントを獲得すれば、ルクレールやペレスの結果に関係なく、そこで2年連続でのドライバーズタイトル獲得が確定することになる。
また、フェルスタッペンがファステストラップポイントなしの優勝だった場合は、ルクレールが3位以下であればやはりタイトルが確定することになる。
レッドブルやホンダのファンにとっては、フェルスタッペンとペレスが1-2フィニッシュを決めて、ホンダの母国日本でタイトルが決する理想的な展開を期待したいところだろう。