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オコンが考える母国フランスGPを残す解決策は?「歴史あるサーキットはF1カレンダーに残さなくてはならない」

2022年07月21日(木)23:58 pm

フランス人F1ドライバーのエステバン・オコン(アルピーヌ)は、自分にとってのホームレースとなるF1フランスGPの開催が今年で最後にならないよう、いい解決策が見つかることを期待しているようだ。

●【2022F1第12戦フランスGP】タイムスケジュール・結果

■来年はF1カレンダーから消える可能性が高いフランスGP

今年は全22戦で行われるF1だが、2023年にはアメリカのラスベガスやカタールでのレースが新たに加わるとともに、最近では南アフリカGPの復活開催もほぼ確実な状況だと伝えられている。

このため、今季のF1カレンダーに載っているグランプリのうちいくつかが2023年のカレンダーからは消えることになるのは確実な状況となっており、その中にはフランスGPやベルギーGPが含まれるだろうととうわさされている。

■歴史的サーキットはF1カレンダーに残しておくべきだとオコン

こうした中、フランスの自動車会社ルノーの事実上のワークスF1チームであるアルピーヌでドライブするオコンは、母国フランスのラジオ局『RMC』に次のように語った。

「フランスGPの将来が難しい状況にあるといううわさはよく聞くよ」

「僕もF1がフランスで別のレースを開催するための解決策を模索していることを、いくつかの議論や発言で目にしている。都市部で開催する可能性もあるようだし、それは面白いものになりそうだ」

「フランスはモータースポーツにおいて非常に重要な位置を占めている。最も美しい自動車ブランドもあり、過去には優れたドライバーを輩出している。それに、世界中どこへ行っても“グランプリ”と呼ばれているんだ」

「(F1カレンダーには)素晴らしい新サーキットも増えてきている。だけど、モナコやスパ、ポール・リカールといった歴史的なサーキットもカレンダーに残しておかなければならないよ」

■解決策のひとつは1年ごとのローテーションか

そう語ったオコンは、最も現実的な解決策は、ヨーロッパでのレースを1年ごとにローテションを組んで開催することではないかと次のように付け加えている。

「おそらく、1年ごとに交互に開催することでF1の歴史を維持するという解決策を見つけることができるんじゃないかな」

オコンにとっては最後のホームレースとなる可能性もある今季の第12戦フランスGPは、ポール・リカール・サーキットで日本時間23日(土)23時に予選が、同24日(日)22時に決勝がスタートする。

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