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スパ・フランコルシャンでF1“ヤング”選手権開催?「F1GP開催継続に向けて“アメリカ流”のやり方も取り入れる」

2022年06月24日(金)10:43 am

スパ・フランコルシャンのコマーシャルディレクターを務めるシュタイン・デ・ボーファーが、もし自分たちがF1カレンダーにとどまりたいのであれば“アメリカ式”のやり方を取り入れる必要があると認めた。

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■F1カレンダーから消える可能性濃厚のスパ・フランコルシャン

F1オーナーであるアメリカのリバティ・メディアは、自分たちのお膝元であるアメリカのマイアミやラスベガスなどで新たなF1グランプリを開催するとともに、ビジネス重視の視点からヨーロッパ以外のアジア、中東、アフリカなどにさらに積極的に展開していく方針を進めている。

2023年には年間24レースが開催されることになると伝えられているが、ヨーロッパの伝統的F1サーキットのいくつかがカレンダーから抜け落ちることになるのが確実な状況となってきている。

そして、今年で現在のレース契約が切れるスパ・フランコルシャンでのF1ベルギーGPが来年のカレンダーから消える可能性が非常に高くなっていると伝えられている。

■ベルギーGP存続のカギは「アメリカ式イベント運営」?

こうした中、デ・ボーファーはこのほどイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』に対し、「F1から、より大きなエンターテインメントの要素を導入するよう要請があったことは事実だ」と認め、次のように続けた。

「彼ら(リバティ・メディア)は、歴史は素晴らしいものだが『我々はそれ以上のものを必要としている』と言った。我々は、彼らの意見に耳を傾け、彼らに従って新たなやり方でフォーミュラ・イベントを提供しようと決めたんだ」

「このアメリカ流のやり方は、すべてのエンターテインメントを伴うものだ」

■F1“ヤング”選手権?

未確認のうわさでは、もしスパがリバティと通常のレース契約を結ぶことができない場合、妥協案としてF1チームが通常のラインナップではなく若手ドライバーを起用して非選手権レースを開催する可能性もあると言われている。

ベルギーのテレビ局『RTBF』は、スパ・フランコルシャン・サーキットのメルキオール・ワテレ会長がロンドンでリバティ・メディアの関係者と会談し、火曜日(21日)にベルギーに戻ったと報じている。

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