NEXT...F1開催スケジュール

「アロンソはライオンだ」オコンは継続を望むもアルピーヌF1首脳陣とは不協和音も?

2022年06月24日(金)11:17 am

アルピーヌのエステバン・オコンが、2度F1チャンピオンとなった実績を持つフェルナンド・アロンソが2023年も自分のチームメートであればうれしいと示唆した。

2021年にアルピーヌで3年ぶりにF1復帰したアロンソだが、現在の契約は2022年までとなっている。

■2023年、アルピーヌはアロンソと契約するのか?ピアストリは?

現時点でのうわさによれば、ルノーのワークスF1チームであるアルピーヌは、2023年に向けて40歳のアロンソとの契約を延長するか、あるいは、2021年のF2チャンピオンである21歳のオスカー・ピアストリを起用するか、そのどちらかだろうと言われている。

こうした中、最近では、ウィリアムズが成績不振のニコラス・ラティフィとの契約を解除し、そこにアルピーヌがピアストリをレンタル移籍させる可能性が高くなったとのうわさもささやかれるようになっている。もちろん、この場合にはアルピーヌは2023年も引き続きアロンソを起用することになるだろう。

■アロンソとアルピーヌ首脳陣には不協和音も?

だが、その一方で、アロンソとアルピーヌのチームマネジメントの間には不和の兆しもあるとも言われている。

モントリオールで先週末に行われた2022年F1第9戦カナダGP決勝において、チームから受けた指示に納得できなかったアロンソがステアリングホイールを何度も叩いている映像が出回るなどしており、アルピーヌが2023年にアロンソとの契約を延長するかどうかは微妙だと考えている者もいるようだ。

■オコン「彼はライオンだ」一緒に仕事をするのは楽しいよ

しかし、アロンソの現在のチームメートであるフランス人ドライバーのオコンは、アロンソがとなりのガレージにいることを喜んでいるようだ。

「フェルナンドのチームメートであることは素晴らしいことだよ」

『DAZN(ダゾーン)』にそう語った25歳のオコンは、次のように続けている。

「彼がチームに加わったとき、多くの人たちがすごくやっかいなことになるだろうと僕に言ったんだけれど、実際にはまったくそんなことはないよ」

「僕たちはいいコンビを組めると思っているし、彼と一緒に仕事をするのを本当に楽しんでいるんだ」

「もちろん、フェルナンドには何も証明する必要などない。もし彼がF1を続けたいと思うなら、彼は残るだろう。彼はまだやる気満々だし、これまでも常にそうだったように、彼は“ライオン”だよ」

■今のアルピーヌはまだ優勝を狙う位置にはない

一方、現在ドライバーズランキング9番手に位置しているオコンは、2022年シーズンの残りのレースに向けた目標について質問を受けると、表彰台に上ること目指していると語るとともに、「優勝できれば素晴らしいシーズンになるだろうね」と認めている。

「また勝ちたいと思っているんだ」

2021年の第11戦ハンガリーGPでF1初優勝を遂げているオコンはそう語ると、次のように続けた。

「でも、現実的に考えれば、僕たちはそういう位置にはいないよ。もしも表彰台を獲得できれば、僕らにとってそれは優勝と同じようなものだよ」

「彼ら(ルノー)は過去にはフェルナンドと一緒に勝っているし、それは手に届くところにある。僕たちにはそれができるんだ」

アルピーヌと2024年までの契約を結んでいるオコンはそう語ると、次のように付け加えた。

「僕はこのプロジェクトを信じている。だからこそ、僕は複数年契約したんだ」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック