マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の母国であるオランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌が、今年も鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催できるかどうかは、まだ不透明な状況だと報じた。
2022年のF1カレンダーには過去最多となる年間23レースが盛り込まれている。
しかし、まだ新型コロナウイルスの脅威が続いていることに加え、ウクライナ情勢がどういう展開を見せるのかという不安要素もあり、現時点では第3戦オーストラリアGP、第9戦カナダGP、第17戦ロシアGPなどが本当に開催できるかどうかまだわからない状況だと伝えられている。
こうした中、『Formule 1(フォーミュレ1)』が、オランダ有数の旅行会社である『XS2Event』のイェロン・フイスインフェルトCEOが「(F1日本GP)組織の広報担当者によると、日本GPが開催できるかどうかは不透明だ」と述べたと報じている。
『Formule 1(フォーミュレ1)』は、実際のところ、海外からの観光客はいまだに日本への入国を禁じられていることから、2022年に鈴鹿でグランプリが3年ぶりに開催できるかどうかは「非常に不確かな状況」だとし、F1ビジネスにおけるベテランであるフイスインフェルト氏が次のように付け加えたとしている。
「もし(開催が)もし可能となっても、観客は日本人だけに限られるだろう」