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【F1】3年ぶりの母国レース開催を期待するリカルドとラティフィ

2022年02月18日(金)11:33 am

オーストラリア出身のダニエル・リカルド(マクラーレン)と、カナダ出身のニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が、今年こそ母国でF1レースが開催されることを期待していると語った。

新型コロナウイルスの影響により、メルボルンで開催が予定されていたオーストラリアGPは過去2シーズンにわたってキャンセルとなっていた。だが、リカルドは今季の第3戦として4月10日に決勝が予定されているレースは問題なく開催されるだろうと考えているようだ。

「楽しみだよ」

そう語ったリカルドは次のように続けた。

「サーキットが改修されたことでさらに面白くなるだろうし、故郷に帰れるのはすごくうれしい」

「新しい技術レギュレーションによってオーバーテイクやバトルが容易になれば、メルボルンでは例年とはまったく異なるレースが見られるかもしれないよ」

今年メルボルンで行われたテニスの全豪オープンではランキングナンバー1のノバク・ジョコビッチが出場を認められず、強制送還されるという事件も起こっていた。

この件に言及しながら、リカルドは次のように続けた。

「ジョコビッチの件はあのときだけであることを願うよ」

「(F1は)全員がオーストラリアに行けると思う」

「予防接種を受けていれば、何の問題もないはずだからね」

実際のところ、F1ではサーキットへ赴く関係者全員に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけている。

また、ラティフィの出身地であるカナダのモントリオールで開催されるカナダGPも過去2シーズンにわたって開催されていない。つまり、2020年にF1デビューを飾ったラティフィはこれまで一度もホームレースを経験することができていないわけだ。

「F1での3シーズン目を迎えているけれど、僕はまだ母国のグランプリで戦うことができていないんだ」

カナダの『La Presse(プレス)』にそう語ったラティフィは次のように付け加えた。

「3度目の正直となることを願っているよ」

もちろん、日本のF1ファンとしても、やはり2年連続でキャンセルとなった鈴鹿での日本GPが今年こそ開催され、昨年アルファタウリでF1デビューした角田裕毅の勇姿を直に見たいという気持ちでいることは確かだろう。

今季の第19戦に組み込まれている日本GPが開催される10月初旬には日本における新型コロナウイルスの状況が改善されていることを願いたいものだ。

一方、情報筋によると、F1と統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、ロシアとウクライナの国境付近の状況に注目しており、バクーで開催される第8戦アゼルバイジャンGP(6月12日決勝)と、ソチで行われる第17戦ロシアGP(9月25日決勝)が紛争の影響を受ける可能性があるかどうか監視しているようだ。

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