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【アルファタウリ】2022年型F1マシン『AT03』がFIAのクラッシュテストに合格

2022年01月13日(木)9:21 am

アルファタウリは12日(水)、2022年型F1マシンである『AT03』が統括団体であるFIA(国際自動車連盟)によって義務づけられているクラッシュテスト(耐衝撃テスト)に合格したことを明らかにした。

現在のF1マシンは安全性を確保するためにFIAによる厳しい耐衝撃テストを受けることが義務づけられており、そのテストに合格しなければそのマシンを使用することが認められないことになっている。

2022年は新たな技術レギュレーションが導入されており、各F1チームはそれに基づいてこれまでとは全く異なるスペックのマシンを製造しているが、2月23日(水)からスペインのバルセロナで行われる1回目のプレシーズンテストに万全な態勢で臨むためには余裕をもってこのクラッシュテストに合格しておくことが重要となる。

すでに昨年12月末には2021年のF1コンストラクターズ選手権で最下位に沈んだハースの2022年型マシンがこのテストに合格したことが明らかとなっていたが、今回それに次いでアルファタウリが2番目の合格チームとなったわけだ。

小林可夢偉以来7年ぶりの日本人F1ドライバーとなる角田裕毅がデビューしたこともあって日本でも大きな注目を集めた2021年のアルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが110ポイントを獲得してドライバーズランキング9位となりトップ10圏内でシーズンを終えている。

初のF1シーズンに臨んだ角田は32ポイントでランキング14位に終わったものの、2人合計で142ポイントを獲得したアルファタウリはコンストラクターズランキングでは6位となっている。

ホンダの撤退を受け、今年はレッドブル・パワートレインズという名称が用いられるエンジンで戦うことになるアルファタウリだが、角田も昨シーズン終盤には大きな成長を見せたこともあり、今季はさらに大きな飛躍が期待できそうだ。

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