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【F1移籍市場】次の注目はアルボン。アルファロメオとウィリアムズのシート争い激化。レッドブルがペレス放出も?

2021年09月07日(火)0:01 am

バルテリ・ボッタス(メルセデス)がアルファロメオF1との複数年契約を発表したことを受け、ドライバーマーケットも今後続々と動き出してくるだろう。

■メルセデスにはラッセルか

ボッタスが抜けたメルセデスのシートには、うわさ通りジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が座ることになると考えられている。メルセデスとしては、多大な貢献をしてきたボッタスを放出するという形ではなく、敬意を表してボッタスが自ら新しい章を選択したという形を望んでいた。

そしてボッタスとアルファロメオが契約を発表したことにより、ラッセルのメルセデス移籍はまもなく発表されると見られている。

■アルファロメオのもう1つのシートは?

アルファロメオとしては、まずはチームリーダーとして期待するボッタス獲得が最優先事項だった。ボッタスはウィリアムズとも交渉をしていたためだ。そのアルファロメオのもう1つのシートは、現ドライバーのアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が確保したいところだが、そのためには結果を残す必要がある。

また、もう1つのシートを狙っているのは、レッドブル・ホンダのリザーブドライバーを務めるアレクサンダー・アルボン、F2を戦うチョウ・ガンユー(周冠宇)、メルセデスとともにフォーミュラEチャンピオンを獲得したニック・デ・ブリーズなど、多くのドライバーがコンタクトをしている。

■ウィリアムズの空席は?

ボッタスをアルファロメオに獲られたウィリアムズは、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が残留することは決まっているが、メルセデスへ移籍することが濃厚なラッセルのシートに、アレクサンダー・アルボン、ニック・デ・ブリーズ、ニコ・ヒュルケンベルグなどの名前が挙がっている。

しかし、アルボンがシートを獲得するには、レッドブルがアルボンの契約を手放すことが条件とも言われており、レッドブル、メルセデス、ウィリアムズの三者が合意することが必要ではあるものの、有力候補であることは間違いない。

■レッドブルがペレスを放出?

レッドブルとの契約継続を発表したばかりのセルジオ・ペレスだが、予選とレースでは浮き沈みが激しく、メルセデスとチャンピオン争いをしている中でミスが目立っていることをレッドブル首脳陣は快く思っていない。そのことから、レッドブルがペレスとの来季の契約を解除し、好調なピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)をレッドブルへ昇格させ、アルボンをアルファタウリに復帰させるという案も考えられる。

やはり結果を残せていない角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)については、長い目で見て育成したいというフランツ・トスト代表の意向があるため、継続と見られている。

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