バルテリ・ボッタス(メルセデス)がアルファロメオF1との複数年契約を発表したことを受け、トト・ヴォルフ代表はボッタスに敬意を表し、彼はルイス・ハミルトンとのパートナーシップのベンチマークだ、とF1.comに語った。
■トト・ヴォルフ「永遠にメルセデス・ファミリーの一員」
トト・ヴォルフ代表は、シルバーアローで9勝、ポールポジション17回、表彰台54回、そして4度のコンストラクタータイトル獲得に貢献してきたボッタスを称賛した。
「ルイスとともに、このスポーツにおけるチームメイト2人のベンチマークとなるパートナーシップを築いてきた。それはチャンピオンシップの戦いにおいて貴重な武器となり、前例のない成功を収めるための後押しとなった」
「彼は絶対にチームに残る価値があったと思うし、私は、彼がスポーツのトップレベルでキャリアを継続するために、来年のアルファロメオでのエキサイティングなチャレンジを選択できたことを嬉しく思っているよ」
「時が来れば、彼はチームの全メンバーから多大なる好意を寄せられている我々のもとを去り、永遠にメルセデス・ファミリーの一員となるだろう」
■ボッタス、チャンスを一滴残らず絞り出す
ボッタスはF1オランダGPで3位に入賞し、今季7度目の表彰台を獲得してランキング3位につけているが、メルセデスとの残りの時間に全力を尽くすという。
「メルセデスとの時間を振り返った時、僕はこのチャンスを一滴残らず絞り出し、テーブルに何も残さなかったと言えるようにしたいし、一緒に過ごした時間をチャンピオンとして締めくくりたいと思っている」
「ルイスと一緒に仕事をすることは名誉なことだし、素晴らしいスポーツの挑戦でもあった。また、僕たちの関係の調和は、チームメイトとして獲得したコンストラクターズ選手権で大きな役割を果たした。今年の終わりにはお別れの時が来るけど、それは今ではない。だけど一緒に決断したことを尊重してくれたトトとチームに感謝したいと思う」。