メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフが、もしも何らかの理由でレギュラードライバーのルイス・ハミルトンあるいはバルテリ・ボッタスがレースに出走することができなくなった場合にはニコ・ヒュルケンベルグがその代役を務める可能性もあると示唆した。
実際のところ、メルセデスでは現在フォーミュラEのメルセデスチームでドライバーを務めているストフェル・バンドーンとニック・デ・フリースが一応F1チームのリザーブドライバーも務める形となっている。
だが、ヴォルフは2020年シーズンにレーシングポイントから3レースに出走し素晴らしいパフォーマンスを見せたドイツ人ドライバーのヒュルケンベルグもリザーブドライバーの候補として考えているとほのめかしている。
「ニコが優秀であることは誰もが知るところだ」
「彼は何らかの理由によりトップチームで走るチャンスが得られなかったトップドライバーの1人だ」
テレビ局『Sky Deutschland(スカイ・ドイチュランド)』にそう語ったヴォルフは次のように付け加えている。
「もちろん、我々のチームがこのような資産を得られれば面白いだろうね。そうなることを拒んだりはしないよ」