アレクサンダー・アルボンが、レッドブルは2021年シーズンに向けてマシンのハンドリング問題を改善することに成功したと語った。
昨年はマックス・フェルスタッペンのチームメートを務めていたアルボンだが、期待されたパフォーマンスを発揮することができず、今年はセルジオ・ペレスにそのシートを譲っている。
レッドブルは今年もアルボンをテスト兼リザーブドライバーとしてチームにとどめており、昨年アルボンが苦戦を強いられたのは2020年型レッドブル・ホンダF1マシンのハンドリングが非常に難しかったことも原因のひとつだったと認めている。
アルボンはすでに2021年型マシンのハンドリングを改善するために多くのシミュレーター作業に取り組んできているようだ。
「ある意味では、新車に取り組むことが僕の冬のプロジェクトだったんだ」
そう語ったイギリス生まれのタイ国籍ドライバーであるアルボンは次のように続けた。
「シミュレーターで多くを学んだよ。昨年のマシンには独特な特性があったのは誰もが知るところだし、僕の仕事の一部はそのハンドリングを改善することだった」
「今年はバーレーンで行われる最初のレースからトップに立ちたいと思っている」
「僕たちの努力が無駄にならず、この仕事のほとんどがRB16Bの設計に取り入れられたのはよかったよ。新車をサーキットで走らせるとき、まずやりたいのは昨年の問題点が解決されていることを確かめることだ」
そう語った24歳のアルボンは次のように付け加えた。
「最初の印象から判断すれば、すべてうまくいったよ」