2020年2月28日(金)、バルセロナ・カタルーニャサーキットで第2回F1合同テスト3日目・最終日のセッションが行われた。
これまで最下位と大苦戦していた古豪ウィリアムズに復活の兆しが見えてきたようだ。
クレア・ウィリアムズ副代表は「まだ最初の段階ですがクルマは確かに昨年より良さそうです」と自信を見せた。
最終日にジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)は1分16秒台をマークしたが、昨年のF1スペインGP予選では1分19秒台の壁を崩せなかったのだ。ジョージ・ラッセルは「昨年よりも良い位置にいるのは間違いないよ」とコメントしていることから、今年は中団グループで争えそうだ。
しかし、メルセデスPUの信頼性にはやや心配なようだ。
「残念ながら計画の一部は、6日間にわたってエンジンの信頼性の問題に影響を受けました。特にニコラス(ラティフィ)の走行中に影響を与えました。しかし、メルセデスがレース前に問題を解決すると信じています」
メルセデスAMGにもPUの問題が出ており、これが開幕戦にどう影響するのか、注目していきたい。
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