2020年2月28日(金)、バルセロナ・カタルーニャサーキットで第2回F1合同テスト3日目の午前のセッションが行われ、午前中後半にアタックしたダニエル・リカルド(ルノー)が、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のタイムを超えて最速タイムをマーク。トップ3の差はわずか0.134秒という僅差だった。
●【F1テスト2・3日目午前タイム】ホンダ勢タイム伸ばさず ルノーがトップ、7台が16秒台
トップ3は最も軟らかいC5コンパウンドのタイヤで最速タイムを更新し続け、リカルドが出したタイムはこれまでのテストで2番目に速いタイムとなった。
4番目には“ピンクのメルセデス”に乗るセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が、ハミルトンから0.2秒落ちのタイムをマークしたが、周回数はハミルトンの半分となる43周だった。
セッションは中断されなかったものの、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)はターン12でグラベルに入ってしまい、キミ・ライコネン(アルファロメオ)はターン15でスピンしていた。
いよいよ開幕前最後のセッションとなる午後の4時間には、ケビン・マグヌッセン(ハース)、エステバン・オコン(ルノー)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が走行する予定だ。
なお、現時点で新型コロナウイルスの影響による開幕戦オーストラリアGPの開催について、新しい情報は入っていない。