F1が大口スポンサーを失ったことが明らかとなった。
インドの『PTI通信』が報じたところによれば、2012年からF1の大口スポンサーを務めていた『Tata Communications(タタ・コミュニケーションズ)』がF1のスポンサー活動を終了したという。
ビジネス紙『Forbes(フォーブス)』によれば、インドのムンバイに本部を構えるタタ社がF1に持ち込んでいたスポンサー料はこれまでの8年間でおよそ2600万ドル(約28億6000万円)にのぼっていたという。
タタ社の代理人は『Forbes(フォーブス)』に次のように語っている。
「我々はF1とのマーケティングパートナーシップを終了し、我々の主要顧客に対し我々のデジタルサービスの力を最大限に示すことができるほかの基盤を探ることを決断した」
なお、タタはこれまでF1とともに、小規模ながらメルセデスとウィリアムズのスポンサーも務めていた。しかし、伝えられるところによれば、タタ社はこれらのF1チームへの支援も今後は行わないことになったようだ。