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フォーミュラEはF1に次ぐステイタスを持つシリーズだとフェリペ・マッサ

2019年11月22日(金)18:35 pm

元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、フル電動フォーミュラカーによる世界選手権であるフォーミュラEが急速にF1ドライバーたちにとっての「プランB」となりつつあると考えている。

フェラーリ在籍時代にF1通算11勝をあげた実績を持つブラジル出身のマッサもF1引退後はフォーミュラEに戦いの場を移している。

市販車の電動化の流れを受けて大手自動車メーカーもこぞってフォーミュラEに参戦しており、アウディ、BMW、日産、ジャガーに加え、今週末にサウジアラビアで開幕する新シーズンからはメルセデスとポルシェも新たに加わることになっている。

フォーミュラEには元F1ドライバーも多く、2019-2020年シーズンにはマッサに加え、ジャン-エリック・ベルニュ、セバスチャン・ブエミ、ルーカス・ディ・グラッシ、ジェローム・ダンブロシオ、アンドレ・ロッテラー、ブレンドン・ハートレー、パスカル・ウェーレイン、ストフェル・バンドーンなどが参戦することになっており、2019年のF2タイトルを手中に収めたニック・デ・フリースもバンドーンのチームメートとしてメルセデスチームでフォーミュラEデビューを飾ることになっている。

ウィリアムズで戦っていた2017年シーズンを最後にF1から退き、その後フォーミュラEのベンチュリ・レーシングに移籍したマッサは、現在自分が参戦しているシリーズについて次のように語った。

「フォーミュラEはまさにやらなくてはならないことをやっているんだ。成長しているよ」

「この選手権が成長を続け、どんどん大きくなっていることから大手(自動車会社)も興味を抱いている。F1をやめた後で僕がレースをしたかった選手権はここだけだったよ」

マッサは、インディカー、WEC(世界耐久選手権)、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)、そして日本のスーパーフォーミュラなど、世界有数のカテゴリーがほかにもあるものの、最も注目すべきはフォーミュラEだと次のように続けた。

「僕はフォーミュラEに集中しているよ。ほかの選手権よりもフォーミュラEの方が将来性があると信じているからね」

「F1にとどまる可能性がなくなったドライバーは誰もがフォーミュラEを目指すはずだよ。それは100%間違いない」

『Mirror(ミラー)』にそう語った38歳のマッサは次のように付け加えた。

「ここにいるドライバーなら誰でもF1でレースをすることができる力があるし、最終的には誰もがF1で成功を収めることができるはずさ」

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