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ホンダを疑うのは“アンフェア”だとフェラーリのボス

2019年11月18日(月)18:18 pm

2019年シーズンは最強のエンジンを手にしたと言われてきたフェラーリだが、特にシーズン後半には5戦連続でポールポジションを獲得する速さを見せ、ライバルチームたちがその合法性に疑念を持つに至っていた。

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だが、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがF1ブラジルGP予選でポールポジション獲得した後、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは実際に「疑わしい」のはホンダエンジンの方ではないかとコメントしていた。

しかし、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットはベッテルとは違う反応を示し、インテルラゴス・サーキットで母国イタリアのメディアに対して次のように語った。

「私には彼ら(ホンダ)が何をやっているのかを説明することはできない。私が知っているのは我々がどんな仕事をしているかということだけだ」

「彼らのスピードは高かった。だが、驚いたと言うのはアンフェアだろうね」

ビノットはブラジルGP決勝終盤に同士討ちをしてダブルリタイアとなってしまったベッテルとシャルル・ルクレールに対する憤りを隠さなかったものの、フェラーリチームとしては2019年シーズンをよく戦ってきたし、2020年にはさらにパフォーマンスを高めることができると考えているようだ。

「マックスはコンマ2、3秒速かった。だから我々としてもまだやるべきことがある」

「だが、我々もシーズン開始当時の差を少し縮めることができた。我々は最速かつ最も信頼性のあるクルマを手にしているときには勝利している。しかし、我々は前を向き続けているよ」

そう語ったビノットは次のように付け加えた。

「我々は自分たちの弱点を特定できているし、これが来年に向けての希望を与えてくれている。今季全体を見れば、我々が負けたのは、あとコンマ2、3秒足りなかったからだ」

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