F1メキシコGPが2020年以降も開催されることが確定したようだ。
2015年に復活したメキシコGPだが、今年まではメキシコ政府から補助金が支払われていたものの、来年以降は政府がF1支援から手を引くことを表明しており、これによって2020年以降の開催継続は難しくなると考えられていた。
だが、メキシコGPのレース主催者が7日(水)にツイッターを通じて2020年以降もエルマノス・ロドリゲス・サーキットでのF1レースが継続されることになると発表した。
レース主催者は「詳細は明日お知らせする」と付け加えているが、伝えられるところによれば新たな契約は2020年から3年間に及ぶものだという。
そしてメキシコの女性市長クラウディア・シェインバウムも、F1との新契約締結が8日(木)に行われる予定であることを明らかにし、次のように語った。
「うれしいお知らせをしたいと思います。F1がメキシコに留まることになります」
シェインバウム市長によれば、今後メキシコGPに公的資金が充てられることはなくなるものの、その代わりに「ビジネスマンたちによるグループ」が資金調達を受け持つことになるという。
「この街が公的資金を投じることは一切ありません」とシェインバウム市長は付け加えている。