F1第7戦カナダGPがジル・ヴィルヌーブサーキットで2日目を迎え、ホンダF1が予選を次のように振り返った。
●【予選結果】F1カナダGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■ホンダF1:予選レポート
いくつかの不運な状況が重なったカナダGP2日目の予選。Hondaチームで唯一Q3進出を決めたアストンマーティン・レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーは、予選5番手のポジションをマークしました。
4台のHonda PUを搭載したマシンは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台がトップ10内、そしてレッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが10番手、アレックス・アルボンが11番手にてQ1を通過しました。フェルスタッペンは決勝のスタートタイヤを考慮し、Q2のアタック1回目はミディアムタイヤを使用して走行しました。
1回目の走行でトラフィックなどの影響により11番手をマークしたフェルスタッペンはピットに戻りソフトタイヤを装着。2回目のアタックでよりラップタイムを更新していたところで、ハースのケビン・マグヌッセンの最終コーナーでのクラッシュが発生しました。不運のタイミングで発生してしまったこのクラッシュにより、Q2終了直前に赤旗が提示され、最終アタック中のドライバーすべてがアタックのチャンスを失うことになってしまいました。
よってフェルスタッペンは11番手にてQ2敗退となりましたが、不幸中の幸いか、決勝のスタートタイヤを自由に選択できることとなります。レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台も、残念ながら同じくQ3進出を決めることがでませんでした。なお、予選後にサインツに3グリッド降格のペナルティが下され、土曜の終了時点ではフェルスタッペンは10番手、そしてクビアトは11番手のグリッドポジションとなっています。
唯一Q3への進出を決めたガスリーは、決勝セカンドロースタートを争う激しいバトルを繰り広げました。3番手のルクレール選手にわずか0.159秒届かずでしたが、決勝グリッド5番手という前向きな結果で予選を終えました。
●【予選ハイライト動画】ホンダ苦戦、ガスリー5番手もフェルスタッペン11番手 ベッテル、今季初ポール!/F1カナダGP予選
●【予選レポート】フェルスタッペンに不運!赤旗でQ3進出を逃す/F1カナダGP
●【ペナルティ】トロロッソ・ホンダのアタックを妨害したサインツ、予選9番手から3グリッド降格
●【レッドブル・ホンダ】フェルスタッペン、まさかの予選11番手「Q3進出はできたけど不運が重なった。追い上げたい」