スペインのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットでプレシーズンテスト2回目の4日目(テスト8日目)、テスト最終日が終了した。
2019年のF1シーズン、フェラーリとメルセデスとの戦いは昨年と同じくらい激しく容赦のないものになるだろう。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)はわずか0.003秒差でウィンターテストを終えた。
■レッドブル・ホンダは実質3番手
レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンのテスト最終日は、ギアボックストラブルを抱えてわずか29周で終了した。
フェルスタッペンはC3タイヤで十分なタイムを残せなかったが、タイヤ性能差での計算上はトップ2チームから0.2〜0.3秒遅れたところに位置しそうだ。
しかしホンダのパワーユニットが2週間のテストを通して問題なく機能したことに勇気づけられただろう。
2019年のプレシーズンテストはこれで終了したが、フェラーリとメルセデスは再び非常に激しい戦いになりそうだ。
■【F1テスト2・最終日タイム&使用タイヤ】
P | ドライバー | チーム | PU | タイム | 差 | 周 | TY |
---|---|---|---|---|---|---|---|
PP | *ハミルトン(2018) | メルセデス | M | 1:16.173 | -0.058 | - | - |
1 | ベッテル | フェラーリ | F | 1:16.221 | 0.000 | 110 | C5 |
2 | ハミルトン | メルセデス | M | 1:16.224 | +0.003 | 61 | C5 |
3 | ボッタス | メルセデス | M | 1:16.561 | +0.330 | 71 | C5 |
4 | ヒュルケンベルグ | ルノー | R | 1:16.843 | +0.612 | 51 | C5 |
5 | クビアト | トロロッソ | H | 1:16.898 | +0.667 | 131 | C5 |
6 | サインツ | マクラーレン | R | 1:16.913 | +0.682 | 134 | C5 |
7 | グロージャン | ハース | F | 1:17.076 | +0.845 | 73 | C5 |
8 | リカルド | ルノー | R | 1:17.114 | +0.883 | 52 | C5 |
9 | ライコネン | アルファロメオ | F | 1:17.239 | +1.008 | 132 | C5 |
10 | マグヌッセン | ハース | F | 1:17.565 | +1.334 | 94 | C5 |
11 | フェルスタッペン | レッドブル | H | 1:17.709 | +1.478 | 29 | C3 |
12 | ペレス | レーシング● | M | 1:17.791 | +1.560 | 104 | C5 |
13 | クビサ | ウィリアムズ | M | 1:18.993 | +2.762 | 90 | C5 |
※PU=パワーユニット:M=メルセデス、F=フェラーリ、R=ルノー、H=ホンダ
※TY=タイヤ:C1は最もハード(白)、C3はミディアム(黄)、C5が最もソフト(赤)、PRはプロトタイプ