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レッドブル期待のジュニアドライバーにライセンスポイントの壁

2018年07月12日(木)18:19 pm

レッドブルの若手ドライバー育成計画に障害が立ちはだかっているようだ。

■ハートレーの後任候補はティクトゥム?

2017年のF1第17戦アメリカGP以降レッドブルのジュニアチームであるトロロッソのドライバーを務めているブレンドン・ハートレーだが、ここまで10戦を消化した時点での獲得ポイントはわずかに1ポイントと苦しい状況が続いている。

レッドブルではすでにハートレーに代わるドライバー候補獲得を目指して活動を行っていると言われているが、実際のところシーズン中途でのドライバー交代は難しいとの判断のもと、現時点ではレッドブルのジュニアドライバーである19歳のイギリス人ドライバー、ダニエル・ティクトゥムを来季からトロロッソに昇格させる可能性をさぐっているようだ。

そのティクトゥムは2015年にMSAフォーミュラシリーズに参戦していたが、シルバーストンで行われたレースでセーフティカー導入中に10台を追い抜くとともに、ライバルのクルマにわざとぶつかったとしてその後のレース出走禁止処分を受けたというエピソードを持っている。

だが、その才能を見込んだレッドブルのドライバー育成責任者ヘルムート・マルコは2017年1月にティクトゥムをレッドブルの育成ドライバープログラムに迎え入れていた。ティクトゥムは今季ヨーロッパF3選手権に参戦しており、現時点ではランキング2番手に位置している。

■ライセンスポイントルールでハンガリーテスト参加は困難

伝えられるところによれば、マルコは今月末に行われるF1ハンガリーGPの翌週にハンガロリンクで開催されるシーズン内公式テストにそのティクトゥムを起用しようと考えているようだ。

だが、これには障害がある。統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が定めるF1マシン走行に必要なライセンスポイントをティクトゥムが手にしていないのだ。

マルコはこの件についてドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。

「彼はF3で素晴らしいレースをしているが、まだライセンス獲得に必要なポイントを稼ぐことができていないんだ。だが、それでは我々はどうやって若いドライバーたちをF1に連れてくればいいんだい?」

マルコは、もし7月31日(火)と8月1日(水)の2日間で予定されているハンガリーテストにティクトゥムが参加できない場合、シーズン終了後にアブダビで行われる公式テストに参加させる計画を進めるつもりだと報じられている。

■F1に行く準備はできているとティクトゥム

今季日本のスーパーフォーミュラ第3戦と第4戦にもチーム無限から出走したティクトゥムは、自分にはF1マシンを運転する準備は整っていると思うと次のように語っている。

「僕は自分がF1に行くための速さや技術が十分に備わっていることは分かっているよ。でも僕はパズルのいくつかのピースを埋めることに集中する必要がある。だけど、僕はもう完成品にかなり近いところまできているよ」

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