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【ホンダF1】「レースプログラムを実行。複数のタイヤに合わせてPUも熟成」

2018年03月07日(水)7:50 am

スペイン・バルセロナでの第2回プレシーズンテストが始まった。初日は好天に恵まれ、正午過ぎには18℃まで気温が上がるなど、好コンディションで幕を開けた。

●【動画/F1テスト2・1日目】トロロッソ・ホンダに問題発生で走行できず

レッドブル・トロロッソ・ホンダは、午前9時から午後1時までのテスト前半で、ピエール・ガスリーが53周を走行。前週の第1回テストの順調な流れをそのままに、精力的にテストプログラムをこなした。

しかし、昼休みを挟んだあとの午後のセッション、コースへ出たガスリーが1周してピットへ戻ると、車体のトラブル対応に予想以上の時間を費やし、再びコースインすることはできなかった。結局、このあとは走行できず、テスト初日はトータル54周の走行で終了している。

走行ドライバー:ピエール・ガスリー
カタルニア・サーキット(スペイン・バルセロナ):全長4.655km
周回数・走行距離:54周
ベストラップタイム:1分20秒973

■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)

「今日のテスト2初日は、朝からバルセロナらしい晴天で気温も上昇しました。寒かった先週と比較すると大きく異なり、レースに近いコンディションでテストを行うことができました。

このテスト2からは、より実際のレースを意識したプログラムを計画しています。チームは多くの種類のタイヤを使い、それぞれの特性に合わせたセッティングを試し、PUとしてもそれらの状況下で適切なセッティングの熟成を進めます。

今日は午後に車体側の問題が見つかり、マシンを長く止めることになりました。走行時間を失ったことは残念ですが、このような事象を発見することもテストの目的の一つです。その点では有意義だったと思います。

明日以降ノートラブルでプログラムを消化できるよう、チームと準備を進めます」。

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