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【トロロッソ・ホンダ】ジェームズ・キー「徹夜で問題修復を。ガスリーとホンダには申し訳ない」

2018年03月07日(水)7:38 am

スペイン・バルセロナでの第2回プレシーズンテストが始まった。初日は好天に恵まれ、正午過ぎには18℃まで気温が上がるなど、好コンディションで幕を開けた。

●【動画/F1テスト2・1日目】トロロッソ・ホンダに問題発生で走行できず

レッドブル・トロロッソ・ホンダは、午前9時から午後1時までのテスト前半で、ピエール・ガスリーが53周を走行。前週の第1回テストの順調な流れをそのままに、精力的にテストプログラムをこなした。

しかし、昼休みを挟んだあとの午後のセッション、コースへ出たガスリーが1周してピットへ戻ると、車体のトラブル対応に予想以上の時間を費やし、再びコースインすることはできなかった。結局、このあとは走行できず、テスト初日はトータル54周の走行で終了している。

走行ドライバー:ピエール・ガスリー
カタルニア・サーキット(スペイン・バルセロナ):全長4.655km
周回数・走行距離:54周
ベストラップタイム:1分20秒973

■ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「先週よりも実戦に近いコンディションでテストができたので、午前中は実りある時間を過ごせました。

先週学んだことをもとにセットアップも色々と変えて試し、ピエールもマシンに満足してくれています。

エンジニアたちが頑張り、テストの間の短い時間の中で解析を行って、よりよい方向性を見出してくれました。

また、空力面の作業として、さらなる測定を行ったほか、温度の高い状況下でのシャシーセットアップの進捗やタイヤ性能の初期分析を行うことができました。

残念ながら、午後にブレーキに問題が発生してしまい、その原因をつかんで解決するのに時間がかかってしまいました。ブレーキのような重要な部位についてはどんな小さな問題でも万全の対策が必要ですから、やむを得ないことだったと思っています。

ただ、それによって午後の走行時間がほとんど取れませんでしたので、今日は夜を徹して明日のテストへ向けて修復・改善に急ぎます。

テスト項目もまだまだある中で貴重な走行時間を失うことになってしまい、ドライバーとホンダには申し訳なく思っています。残りのテストへ向けて最善を尽くし、明日からの3日間を有効活用していきたいと思います」。

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