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【WRC最終戦】豊田章男社長「18年ぶりの復帰初年度、トミとチームにありがとう!来季はさらに高みを目指す」

2017年11月20日(月)15:18 pm

11月19日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・オーストラリアの競技最終日となるデイ3が、オーストラリア東海岸のコフスハーバーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #11号車)が総合6位でフィニッシュした。

●【WRC】トヨタ、世界ラリー復帰初年度は年間3位

総合2位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#10号車)は最終SSでコースオフ。完走を逃したが、ドライバーズ選手権4位でシーズンを終了した。

トヨタは18年ぶりのWRC復帰初年度にシーズン2勝を記録。マニュファクチャラーズ選手権3位でシーズンを締めくくった。

■豊田 章男(チーム総代表)

「世界ラリー選手権での我々の戦いを一年間、応援してくださったファンの皆様ありがとうございました。18年ぶりに復帰した我々にとって、皆様からの「がんばってね!」や「帰ってきてくれてありがとう」といった声援は何よりの励みになりました。私自身も4月にツール・ド・コルスに行き、沿道のファンの方々が、目の前を通り過ぎるヤリスWRCにドライバーにも届きそうなくらいの大きな声で「GAZOO!」と叫んでくれている姿を見て大変感激いたしました。モータースポーツはファンの方々があってこそ…と、改めて感じます。

「もっといいクルマをつくりたい…そのためには、世界中の様々な道でクルマを鍛えたい…」
そういう想いでWRCへの復帰を果たしました。

シーズンが始まる時、トミ(マキネン代表)と約束したのは「最終戦が終わった時のヤリスが一番強くなっているようにしよう」ということでした。トミをはじめチームのみんなは本当に心をひとつにして、この1年を戦い抜き、そして学び続けてくれました。また、 自身がチャンピオンドライバーであったトミだからこそのクルマづくりやチームづくり、そしてドライバーとのコミュニケーションがとても効果的であったとも思います。

初優勝のスウェーデンでは首位で最終日を迎えたラトバラ選手にトミは「最後まで全開で行け!」とアドバイスをして送り出しました。トミにしか言えない言葉だったと思います。またラッピ選手が初優勝を果たし、共にクルマをつくりあげたハンニネン選手が初の表彰台を獲得したフィンランドでは、選手達よりも嬉しそうな顔をトミはしていました。トミが、ドライバー達とも気持ちを通じ合わせ、共に戦ってきたからこその表情だなと思いながら、その瞬間を見ていたことを印象深く覚えています。そんな彼の下、全力を尽くしてくれたチーム員全員に、心から感謝しています。
「ありがとう、そして、お疲れ様でした!」

言うまでもなく、スウェーデンとフィンランドで優勝できた時は、最高に嬉しい瞬間でした。しかしながら順位が振るわなかったラリーこそ、我々自身にまだ力が足りないと道が教えてくれたラリーだと思います。最終戦オーストラリアでも最後の最後に表彰台を目前にしたラトバラがストップしてしまいました。まだ我々には足りない何かがあるのだと思います。 そうした経験を繰り返せることが私どもにとっては、より嬉しいことでもありました。

ここで学んだことは、WRCチームだけでなく、量産車開発をしているメンバーにも、すでにフィードバックされています。次に我々がつくるクルマには、世界の道とヤリスWRCが我々に教えてくれたことが盛り込まれてまいります。こうして、この道を走り続け、もっといいクルマを追い求めていきたいと思います。

来年は、新しいドライバー、コ・ドライバーも加わることが決まり、さらに高みを目指す1年にしてまいります。もっといいクルマづくりにも、学びにも、終わりはありません。全力で戦ってまいりますので、引き続き、応援いただきますよう、よろしくお願いいたします」。

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